PandoraPartyProject

冒険

闘技場設定は『練習場』から!


小人の村のお祭り騒ぎ

 小さな者たちが住まう小人の村。
 今日はお祭りの日、そんな日に来た君たちに小人たちは歓迎ムード。小さいからか、いつも大声、元気なご様子。

 小さいながらも屋台が並び、大きな人にも向けての見世物もあって。
 楽しい楽しいお祭の日。
 そんな中、ひょこひょこと小さな村人が君たちのそばに来てちょいちょいと裾を引っ張ってきた。

「たびびとさん! 今日はお祭りダンジョンの日だよ! 遊んで遊んで!」

 連れてこられた洞窟の入り口はそれっぽい飾り付けとピカピカ光る電球が妙に安っぽくも楽しげに輝いている。
「最奥にある『秘宝』に触れられたら君たちの勝利! 妨害するモンスターたちもいっぱいいるよ! 倒すも懐柔するも君たち次第!」

 なるほど、戦う以外にも方法があるようだ。ところで洞窟の出入り口が少し小さい気がするのだが。

「大丈夫! たびびとさん向けに小さくなる魔法も用意しているよ!」
「ただし! 時間をかけすぎると魔法が切れちゃうからね! 制限時間を設けてるよ! これ持っていってね!」
 小さな指輪を貰った。今の自分のサイズでは全く指には入りそうにない。
「光り始めたらすぐにその指輪の宝石を叩き割ってね! そしたらここに戻ってこれるから!」
 準備万端のご様子。ならば挑戦してみるっきゃない!


 シナリオ:リム

参加者一覧
冬越 弾正(p3p007105)
終音

探索記録

 冬越 弾正のチームの姿をまじまじと見る小人さん。

「んー、とりあえず魔法かけるね! えいっ!」

 弾正の周りに煙が上がり、何かしらの力が弾正に向けられている。
 意識がだんだん遠くなる。体が水中で漂うように、ぷかぷか浮くような、それでいて綿に包まれて温かいような、気持ち良い気分になる。

 そして気づけば、君たちは小さくなってしまっていた。

 魔法をかけられた弾正たちの姿はどんどん小さくなり、周りにいた小人達と同じような大きさになった。

 これで洞窟も探索できそうだ!ただ、いつもと違う視点、小さな小石だったものにも気をつけて進んでいこう!


不安定な足場をなんとか進み、洞窟の中に突如現れる巨大な扉。そしてその前にはモンスターが立ちふさがる。
 彼らは弾正をみると目を輝かせてこう言った。
「ようこそいらっしゃいました! お客人!  私はあなた方が来ることを心待ちにしてましたよ!」
 やけにフレンドリー。争う気はあまりないようだ。


「んー、どうしたの?戦う?戦っちゃう?」
 戦う以外に彼らと対話をする技術は持ち合わせていないようだ。
「ならばこの扉の先で待ってるね! 楽しみだね!」
 そういって彼らは透けて消えていった。覚悟を決めて飛び込むとしよう。


 扉を開けるとモンスターが!
「よく来たよく来た!『遊ぼう』じゃないか!」

 『遊び』。戦闘のことだろうか。それとも、何かみんなで楽しませるようなことをすればよいのだろうか。

 冬越 弾正のチーム は戦闘以外の、『遊び』の技術を持っている者が多かった。
 踊り、歌い、パフォーマンスし、その技術を持ってモンスターたちを楽しませることにした。

「いいね、いいね! サイコーだ!! 通ると良いぞ!」
 やけに上から目線だが通してもらえるなら、ありがたく通るとしよう!


 壁や天井には鍾灯のように光る石が埋め込まれている。曲がりくねっていたり、分かれ道があったり。似たような風景に弾正は迷子になりそうだ。

 しかし、あくまでここは作られた娯楽。危険性は少ない……はず。
 そう考えれば命がけの探索に比べとても気楽である。


 道を進む。娯楽のためのダンジョンとはいえ、道はダンジョンらしく舗装もされていないし、疲労は徐々に溜まっていく。ここらで少し休憩をするべきだろう。

 だが何か体に違和感が……なんと、弾正 たちの体が更に小さくなってしまっていた!
 あの魔法、まだ効果が続いていたようだ。あまり時間をかけすぎるのは危険かもしれない。より小さくなった体でなんとか踏破を目指さなければ。


 扉を開けるとモンスターが!
「よく来たよく来た!『遊ぼう』じゃないか!」

 『遊び』。戦闘のことだろうか。それとも、何かみんなで楽しませるようなことをすればよいのだろうか。

 冬越 弾正のチーム は戦闘以外の、『遊び』の技術を持っている者が多かった。
 踊り、歌い、パフォーマンスし、その技術を持ってモンスターたちを楽しませることにした。

「いいね、いいね! サイコーだ!! 通ると良いぞ!」
 やけに上から目線だが通してもらえるなら、ありがたく通るとしよう!


 壁や天井には鍾灯のように光る石が埋め込まれている。曲がりくねっていたり、分かれ道があったり。似たような風景に弾正は迷子になりそうだ。

 しかし、あくまでここは作られた娯楽。危険性は少ない……はず。
 そう考えれば命がけの探索に比べとても気楽である。

 ずいぶん奥まで進んできた。目の前にそびえ立つ大きな扉。そして過剰なまでの装飾。
 実物なら小さいだろうが、今の弾正達にとってはあまりに巨大な宝石であしらわれたその扉は偉大なる主が待っているようだ。

 さあ覚悟を決めて飛び込むのだ!


 洞窟の最奥に到着した。 ……でかいのが居る。コレがダンジョンボスだろう。

「よくぞここまで来た。子ねずみ共、踏み潰してやろう!」
 でかいのはそう言って冬越 弾正のチームを威圧してきた。取り巻きたちもわーきゃー騒いでいる。やる気は十分のようだ。

 弾正は武器を構える。そして戦闘が始まった。

挑戦結果

「残念、クリアできなかったね!でもまた挑戦してみてよ!」

祭りの出し物にしては妙に難しかった気がするが……まあまた機会があったら挑戦してみるとしよう。

戦績

攻略状況:攻略失敗…(撤退)

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