PandoraPartyProject

冒険

闘技場設定は『練習場』から!


小人の村のお祭り騒ぎ

 小さな者たちが住まう小人の村。
 今日はお祭りの日、そんな日に来た君たちに小人たちは歓迎ムード。小さいからか、いつも大声、元気なご様子。

 小さいながらも屋台が並び、大きな人にも向けての見世物もあって。
 楽しい楽しいお祭の日。
 そんな中、ひょこひょこと小さな村人が君たちのそばに来てちょいちょいと裾を引っ張ってきた。

「たびびとさん! 今日はお祭りダンジョンの日だよ! 遊んで遊んで!」

 連れてこられた洞窟の入り口はそれっぽい飾り付けとピカピカ光る電球が妙に安っぽくも楽しげに輝いている。
「最奥にある『秘宝』に触れられたら君たちの勝利! 妨害するモンスターたちもいっぱいいるよ! 倒すも懐柔するも君たち次第!」

 なるほど、戦う以外にも方法があるようだ。ところで洞窟の出入り口が少し小さい気がするのだが。

「大丈夫! たびびとさん向けに小さくなる魔法も用意しているよ!」
「ただし! 時間をかけすぎると魔法が切れちゃうからね! 制限時間を設けてるよ! これ持っていってね!」
 小さな指輪を貰った。今の自分のサイズでは全く指には入りそうにない。
「光り始めたらすぐにその指輪の宝石を叩き割ってね! そしたらここに戻ってこれるから!」
 準備万端のご様子。ならば挑戦してみるっきゃない!


 シナリオ:リム

参加者一覧
レニンスカヤ・チュレンコフ・ウサビッチ(p3p006499)
恩義のために

探索記録

 あしがはやいよの姿をまじまじと見る小人さん。

「んー、とりあえず魔法かけるね! えいっ!」

 レニンスカヤの周りに煙が上がり、何かしらの力がレニンスカヤに向けられている。
 意識がだんだん遠くなる。体が水中で漂うように、ぷかぷか浮くような、それでいて綿に包まれて温かいような、気持ち良い気分になる。

 そして気づけば、君たちは小さくなってしまっていた。

 レニンスカヤたちはみな小柄な体格だったため、魔法をかけられてもあまり大きさが変わらなかった。
 これならいつもどおりに探索できるだろう!


 ずんずん進み、洞窟の中に突如現れる巨大な扉。そしてその前にはモンスターが立ちふさがる。
 彼らはレニンスカヤをみると目を輝かせてこう言った。
「ようこそいらっしゃいました! お客人!  私はあなた方が来ることを心待ちにしてましたよ!」
 やけにフレンドリー。争う気はあまりないようだ。


「んー、どうしたの?戦う?戦っちゃう?」
 戦う以外に彼らと対話をする技術は持ち合わせていないようだ。
「ならばこの扉の先で待ってるね! 楽しみだね!」
 そういって彼らは透けて消えていった。覚悟を決めて飛び込むとしよう。


 扉を開けるとモンスターが!
「よく来たよく来た!『遊ぼう』じゃないか!」

 『遊び』。戦闘のことだろうか。それとも、何かみんなで楽しませるようなことをすればよいのだろうか。


このままではマズイ。
君たちは全力で逃走しようとした……。

……運良く、撒くことに成功したようだ。少し戻ってしまったが、まだ余裕はある。探索しよう。


 壁や天井には鍾灯のように光る石が埋め込まれている。曲がりくねっていたり、分かれ道があったり。似たような風景にレニンスカヤは迷子になりそうだ。

 しかし、あくまでここは作られた娯楽。危険性は少ない……はず。
 そう考えれば命がけの探索に比べとても気楽である。

 分かれ道。区別がつかない。こういうときは棒を倒して倒れた方に行く。レニンスカヤはそんな気持ちで棒を投げる。


湧き出る泉。悪いものはなさそうだ。
君たちは一息ついて、休憩を取る。遊びとはいえ、中々の歯ごたえがあるダンジョンだ。

体力が少しだけ回復した。


 壁や天井には鍾灯のように光る石が埋め込まれている。曲がりくねっていたり、分かれ道があったり。似たような風景にレニンスカヤは迷子になりそうだ。

 しかし、あくまでここは作られた娯楽。危険性は少ない……はず。
 そう考えれば命がけの探索に比べとても気楽である。

目の前に扉。……既視感を覚える。


 扉を開けるとモンスターが!
「よく来たよく来た!『遊ぼう』じゃないか!」

 『遊び』。戦闘のことだろうか。それとも、何かみんなで楽しませるようなことをすればよいのだろうか。


このままではマズイ。
君たちは全力で逃走しようとした……。

……運良く、撒くことに成功したようだ。少し戻ってしまったが、まだ余裕はある。探索しよう。


 壁や天井には鍾灯のように光る石が埋め込まれている。曲がりくねっていたり、分かれ道があったり。似たような風景にレニンスカヤは迷子になりそうだ。

 しかし、あくまでここは作られた娯楽。危険性は少ない……はず。
 そう考えれば命がけの探索に比べとても気楽である。


指輪がぼんやりと輝き始めている。
そろそろ制限時間が近いようだ。
急いで探索しなくては。


 時間が惜しい、急いで進むと曲がり角で少女とぶつかる。
「いたっ!もー、何よ!」
 モンスターの少女が怒っていた。

 謝ってみたものの、少女は納得しないようで。
「もう、乙女を傷つけるなんて失礼しちゃう!そんなあなた達はこうしちゃうんだから!」
 あたり一面が光りだす。レニンスカヤ達はとっさに防御態勢をとるも、だんだん光に包まれてーー。


 光が収まると、あの少女は居ない。……自身の体を見てみると、なんと更に小さくなってしまっているではないか!?
「乙女の力、思い知ったか!」
 どこからともなくそんな声が聞こえてきた。このままではマズイ。精神的に少し参ってきてしまいそうだ。

 気を取り直し、小さくなってしまったがなんとか次に進んでいこう。


 壁や天井には鍾灯のように光る石が埋め込まれている。曲がりくねっていたり、分かれ道があったり。似たような風景にレニンスカヤは迷子になりそうだ。

 しかし、あくまでここは作られた娯楽。危険性は少ない……はず。
 そう考えれば命がけの探索に比べとても気楽である。

 ずいぶん奥まで進んできた。目の前にそびえ立つ大きな扉。そして過剰なまでの装飾。
 実物なら小さいだろうが、今のレニンスカヤ達にとってはあまりに巨大な宝石であしらわれたその扉は偉大なる主が待っているようだ。

 さあ覚悟を決めて飛び込むのだ!


 洞窟の最奥に到着した。 ……でかいのが居る。コレがダンジョンボスだろう。

「よくぞここまで来た。子ねずみ共、踏み潰してやろう!」
 でかいのはそう言ってあしがはやいよを威圧してきた。取り巻きたちもわーきゃー騒いでいる。やる気は十分のようだ。

 レニンスカヤは武器を構える。そして戦闘が始まった。

挑戦結果

「残念、クリアできなかったね!でもまた挑戦してみてよ!」

祭りの出し物にしては妙に難しかった気がするが……まあまた機会があったら挑戦してみるとしよう。

戦績

攻略状況:攻略失敗…(撤退)

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