ＳＳ詳細
ドン・ボロウ。或いは、小悪党でも悪党は悪党…。
登場人物一覧
- クウハ(p3p010695)
あいいろのおもい
名前：ドン・ボロウ
種族：カオスシード
性別：女性
年齢（或いは外見年齢）：20代後半
一人称：私
二人称：アンタ、お前
口調：～だよ、だね、だ
特徴：姉後肌、女性にしては背が高い、痩せぎす
設定：
幻想を拠点に活動する犯罪結社（自称）“ボロウ一味”のリーダー。
大柄で筋肉質な男性、ズラートンと、小柄ですばしっこい男性、ツバッキーを部下として従える。
痩身に赤い髪、割れた眼鏡をかけている。長年、悪党として生きて来た経験によるものか、目付きは悪く、どちらかと言うと排他的な性格をしている。他人を信じると裏切られた時の精神的ダメージが大きいことから、そのような性格になった模様。
対外的には悪党ぶった振舞いを取るし、決して善人ではないのだが、「幻想種は宝石を排泄する」、「獣種の排泄物から珈琲が抽出できる」、「海種を絞れば塩辛い調味料になる」など、眉唾物の噂を心から信じているような純粋な女性。
腕っぷしはそこそこ。根は優しい人物であるらしく、部下2人からの信頼は厚い。
裕福な家庭に生まれ、幼い頃は何不自由のない生活をしていた。しかし、彼女が10歳になった頃、両親が酷い詐欺にあい家庭は崩壊。一家心中の末、ボロウだけが生き残った。
依頼、スリや強盗を働くことで命を繋ぐ。
悪党としての人生を歩み始めてからも、多くの裏切りや騙し合いなどに巻き込まれ、次第に他人を信用することを辞めていった。
数年前、道路の端で死にかけていたズラートンとツバッキーの2人を発見。最初は見捨てるつもりだったが、2人の目を見て、面倒を見ることに決めた。
負け犬そのものな2人の目が、過去の自分と同じであると確信したからだ。生きることを諦めかけていた2人を諭し、ボロウ一味を結成。
森奥の隠れ家に2人を招き、貧しいながらも楽しい悪党一味を結成する。
なお、3人とも本質的には悪行に不向きな性格をしているため、ごく小規模な詐欺や食い逃げ、ちょっとしたカツアゲなどで生計を立てている。
貧しい小悪党であるドン・ボロウだが、本人は「小悪党でも悪党」、「世間に後ろ指刺されるのは当然」、「自分のやったことには責任と誇りを持て」と日頃から口酸っぱく手下たちに言い含めている。また、本人もそのような生き方をしており、部下からは「弱っちいし頼りないけど、信頼のおける親分」として慕われている。
そのような性格であるため、マリカに命を救われた際は大層悔しい想いをした模様。
