SS詳細
赫灼守たる者
登場人物一覧
- サクラの関係者
→ イラスト
名前:ストライフ・ソフィスト
種族:人間種
性別:男性
年齢:不明
一人称:私
二人称:お前
口調:~だ、~だろう?
設定:
ソフィーリヤの兄にしてサクラの叔父たる人物。
『赫灼守』とも称される、鉄帝で軍人を務めており文武に優れた人物――だったのだが鉄帝におけるバルナバス動乱が生じて以降、行方不明になっている。事態が鎮静化した今となってもまだ彼の行方は分かっていないようだ。
――彼は以前から鉄帝国内部の不穏分子について探っていた。
それは当主としてか。彼の元より優れた才覚が故か。
いずれにせよ彼の直感は、何か不穏な影を感じていたのだ。
このまま放置すれば国を蝕む毒がいずれ回ると……
それがバルナバス動乱であったのではないかと一時は思ったが。
しかし、違う。
まだ彼の直感は消えていなかった。もっと何か異質なモノがある。
それはもしかすると国すら超えて蔓延っている闇やもしれぬと……
故。動乱による混乱をこれ幸いとそのまま姿を消した。
当主の座から放たれた一人の男は、影の狭間にて行動する……
性格は冷静沈着。鉄仮面とも言われる程に、彼が揺らぐ事は無い。
娘たるナターリヤが模範とする程に彼の在り様は優れている。
――が。だからこそだろうか、妹たるソフィーリヤとは(性格面においては)ほぼ似ていないと言っても過言ではない。年齢に比して非常に若々しい外見は、どことなく似通っていると言えるが……ちなみに具体的に何歳かって? ソフィーリヤさんの年齢が逆算されそうなので不明としておきます。(しかしどう見積もっても確実に50歳以上は……うわ、誰か来た!)
ソフィーリヤとは長らく顔を合わせていないが故に疎遠になっている、ものの。極度に仲が悪い訳では(少なくともソフィーリヤが鉄帝を出奔する前は)なかった。ソフィーリヤがラド・バウに出場している事も知っていて黙っていたと思われる。
ただし出奔の折、経緯は不明だがソフィーリヤと本気で戦り合った事があるらしい。勝敗は不明だが。
また、娘たるサクラの事に関しては――さて。
少なくとも如何なる印象を抱いているか、一度も口にした事はないとナターリヤは想起するものだ。
存在自体は確実に認識しているらしいが……?