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ベルナルド=ヴァレンティーノ ~奇古譚の目線~
登場人物一覧
・序文
偏見が詰まってます。
分析というよりベルナルドを語るみたいになってしまったのですがご容赦頂きたい。
▼印象
「画家」というテーマでキャラクターを煮詰めていったらこんな方になるんだろうなあ、という方。
改めてステータスシートを見に行くと、交流は程々に、そして深くという印象を受ける。
そして公認設定で「マジで?」と言わせる天才。マジで?
▼ステータスで見ると
注目すべきは名声値。満遍なく伸びている中、ちょっとだけ天義が高い、というのがなんともいえぬ郷愁をそそる。天義出身だけれども、其の興味は天義に留まらない――と取る事も出来るし、不正義だと追放された天義を其れでも見捨てられない――と取る事も出来る。
何故ならば彼はアネモネ=バードケージを愛しているからである。
マジか。
マジだ。
私が書いた。
思えばアネモネ=バードケージという名を目にしたのは最初の冠位魔種、ベアトリーチェ・ラ・レーテが暗躍していた頃。即ち二人のちょっと歪んだ恋路はこの時から始まっていたのではないだろうか。まさに数年越しの恋、鈍感極まれるベルナルドもついに恋を自覚したのである。あとはアネモネをこうしてこうしてこうじゃ! するだけですね?
天義は現在遂行者たちと絶賛戦争中なので、これからの二人にも注目していきたいところである。頑張ってほしい。
▼戦闘スキル欄
メインクラスは「カラーマジシャン」。成る程、画家といえばこれ!である。
だがここでサブスキルを見て欲しい。魔術系なのである。なかなか良いじゃない…
現在活性化しているスキルで判断させて頂くが、戦闘スキルも割と前衛系なので実はオラオラなベルナルド=ヴァレンティーノという事なのだろうか。なのだろうと思う。というかタンクしてるのとか見た事ないもんな。これからもオラオラ神秘前衛を貫いて欲しい。
▼その他小ネタ
戦闘スキルはオラオラで、バンドを組めば炎上し、実はやんごとなき血筋の彼であるが、実は究極に下戸である。見え張ってスキットルに甘いドリンク入れてるの可愛いと思う。でもそんな君だからファンシーなお菓子屋さんとかに連れていかれるんだぞ。
でもそんなファンシーなお菓子屋さんでも怯まないベルナルド=ヴァレンティーノは流石としか言いようがない。
総括すると「所々にぬけた所はあるけれども、其処も含めて憎めない親切お兄さん」である。グレモリーを友人と言ってくれたのほんとに嬉しかったです。ありがとう。
ちなみに青が得意である――と書いたのは、中世では青の色は抽出が難しく、宝石を砕いて溶かして描いていたという逸話を耳にしたため。その点ベルナルド=ヴァレンティーノなら石を砕く腕力もあろうし、希少な青を取り扱うに足る腕もありそうで、そしてなにより、空を舞う翼を持っているゆえに誰よりも青を知るだろうと思ったため。
一つ一つの設定を大事にしてくれる、其れが何よりの魅力であろうと思う奇古譚であった。