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白雪の足跡
登場人物一覧
名前:ハーミル・ロット
種族:傲慢の魔種
見た目年齢:8歳
一人称:僕
二人称:君、お兄さん、お姉さん、呼び捨て/(上司)~様、先生
口調:だよ、だね、かな?/目上の人には不慣れな敬語
特徴:身長130cm程、天使のような容貌、氷聖の信者、大鎌
設定:
ミルクティー色のウェーブ掛かった猫毛に琥珀色の垂れ瞳を持つ、儚げな見た目の少年。だが、話し始めると途端に顔に生気が満ち、表情をコロコロと変えて明るく話す。
黒豹型のワールドイーター『コーラス』を常に連れており、コーラスに対しては『家族』として接している。コーラスはハーミルが作った訳ではなく、「先生が僕に家族を作ってくれたんだ!」そうだ。コーラスを守るためなら、ハーミルはなんだってするだろう。
元ユキヒョウの獣種だが、種族特徴は多くの場合出さないように気を付けている。コーラスは黒くてスリムなのに、自分は白くてもっさりしているからだ。魔種となる前は耳と尾が出ているのが常だったため、ビックリしたり感情が昂ぶると飛び出る時がある。ちょっと恥ずかしい。
遂行者である『
遂行者として『白』を纏っている。聖歌隊のような装いで、ズボンは短すぎない膝丈。ソックスは落ちないようにガーターで止めている。周囲に大人が多いからか色々と気を付けているらしく、靴も少し踵のあるものを履いている。早く大きくなりたいお年頃。
……底のある靴を履いたとしても、普段からコーラスの背に乗っているからあまり意味がないことに気づいていないようだ。
コーラスの主食は『秘宝種のコア』である。――
他の食べ物を口にすることは出来るが、栄養にはならないようだ。秘宝種のコアを食べなくてはコーラスは――ハーミルのたったひとりの家族は、そのうち死んでしまう。
そのためハーミルは、コーラスのために秘宝種のコアを常に欲している。……神の国で養殖を試みたが、出来なかったようだ。
「家族がお腹を空かさないようにしたいと思うことは悪いことなの?」
過去、氷聖に救われたことがあるため、盲信している。
「先生の言うことは絶対なんだよ。先生が白と言えば黒くても白となる。僕等はそれを知っている」
ただ、盲信しているのは彼だけではなく他の信者もそうなので、どちらかというと『普通』の粋である。