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マキナ・マーデリック
登場人物一覧
- 佐藤 美咲の関係者
→ イラスト
名前:マキナ・マーデリック
種族:鉄騎種
性別:女性
年齢:20代~30代
一人称:私
二人称:君
口調:だ、だね、だろう、かい?
特徴:鉄帝、軍人、インテリ、家族想い、練達
設定:
学者志望だったが、家計を支えるため軍人となった。
病弱な母と複数の弟妹に仕送りをしている。父については語りたがらない。
裏の顔は練達の諜報機関00機関国外諜報室所属、美咲の同僚である。
ごく最近までゼシュテルの現地協力員だった。
鉄帝国産まれの鉄騎種であり愛国心自体はある。
だが同時に国を売った金で家族を養おうとしている人物でもある。
鉄帝国動乱の際には、ラトラナジュの火を監視するために独立島アーカーシュに潜入していた。
博識かつ用意周到な人物だが、好奇心が抑えきれないことがあるのが玉に瑕。
またアーカーシュでは技術班として兵器の保守整備開発などに携わり、古代技術の解析や、イルドゼギアエアフォースの整備に大きく貢献した。
これらの行動には多分な私情が含まれており、余り諜報員向きの性格ではない。
機関もまた「やりすぎ」と評価している。
※単純に、イルドゼギアエアフォースは軍事的な脅威となり得るため。
動乱の後、彼女は機関に残ることを選択した。
美咲は遠回しに歯車卿やリチャード老などとのパイプを利用して、鉄帝国で新たな仕事を見つけてはどうかと提案している。しかしマキナはそれを断った。
最大の動機は、マキナが復興中の帝国から得られる資源や金銭を信用していなかった点がある。
だが実際には練達の技術などに純粋な知的好奇心があったことは疑いようもない。
いずれにせよ機関は彼女に対して、鉄帝国動乱においては高い評価を下さなかった。
しかし機関への貢献があったことも事実で、見習い待遇に過ぎなかった点も鑑みれば悪評価ではない。
そこで機関は、マキナのメンタルチェックを行った後に昇進させ、天義への『異動』を命じた。
マキナは素直に従った。
充分な金銭が得られる上に、世界中を見て回ることは彼女自身の望みにも叶うものだったからだ。
現在における表向きの立場は練達復興公社の技術営業国外担当となっている。
練達における技術は、練達国内においては陳腐化したものであっても他国にとって有益なことが多い。
そうしたものを対価に様々な組織とコネクションを形成したり、販売提供する機器にあらかじめバックドアを仕込むなどを行っている。