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『転寝竜』オーリアティア
登場人物一覧
- 煉・朱華の関係者
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名前:『転寝竜』オーリアティア
種族:竜種(将星種『レグルス』)
性別:女性
年齢:大凡250歳
一人称:ぼく
二人称:きみ、呼び捨て
口調:だ、だぜ、だろうな?
特徴:『微睡竜』オルドネウムの系譜、寝る子はとっても育つ
設定:
黄昏の地、ヘスペリデスに棲まう竜種の子供。竜としては年若く、小柄な竜。
人間の姿をとった際には黒い翼と尾を有するが、竜としての姿は暗褐色に近い。曰く「ご先祖様が薄桃色の竜だったんだぜ」
薄桃色の竜になるのが夢であり、寝所は桃色の花で埋め尽くしごろごろとその場所で眠ることがオーリアティアの日課である。
長い時間を眠ることで知られる『微睡竜』の系譜であり、オーリアティアもよく眠る。三度の飯より眠るのが好き。
ちょっとやそっとの事では起きず、起こされると不機嫌を丸出しにする――が、未だ幼い竜であるためご機嫌もすぐ直る。
覇竜領域では伝承や御伽噺に語られるオルドネウムはオーリアティアの憧れ。
オルドネウムを知っていたイレギュラーズに対しても「ぼくのご先祖様を知ってるなら、きみ達は良い奴かも知れないな」とご機嫌に笑う事もある。
R.O.Oでは『亜竜姫』琉珂の友人であったオルドネウムを現実に当て嵌めればオーリアティアなのだろう。
オルドネウムは勇者王と共に世界を駆け巡った竜種だと伝えられている。その伝承の真偽は定かではないが、オーリアティアは「そういうのもアリだと思う」と告げる。
人間に対しては嫌悪感はないが、面白い玩具程度に認識している(つまり、対等な存在というわけではなく『遊び相手』と言うことだろう)
比較的有効な個体とも言えるが、敵対していないだけ。あくまでも中立的な個体である。
戦う事は余り好まず、未だ年若い竜であることから発展途上とも言えるが、眠り続ける為に堅牢な肉体を有する。
防御に優れ、ちょっとやそっとのことでは怯まない。ただし、其方に能力を振った為か攻撃に関してはからっきしである。
「ぼくはいいんだよ。空を飛べるし、眠れるし、それにご先祖様だって『ユーシャ』って奴らを背中に乗せて旅したんだぜ。
攻撃したとかそういう伝説は残ってないんだし、絶対よく寝てただけ……えっ、オルドネウムの戦い方を知ってるのか? ずりぃーんだ!」