SS詳細
モリアーティの設定+夢野 幸潮に対する設定
登場人物一覧
名前:モリアーティ
一人称:私
二人称:君、夢野 幸潮に対しては「ご同類」
口調:~だ、~だね、~だよ
特徴:イケメン紳士なアラフィフ
設定:
空想が実在化する世界出身の旅人。
元となっている空想は、『
性別設定は、男性23種、不明2種、女性3種。
理知的な言動が多いが、必要であれば荒事に手を出すことをためらわない。
混沌世界に転移後、本人も含めて5人のメンバーで犯罪組織の雛形を作った。
目的は、自分が死んだ後でも『自分の代わりに行動する誰か』が発生し得る土壌を作ること。
現在は達成しており、次の目標である『元の世界に帰還する』ことを達成するために動き出した。
実現するため、イレギュラーズとの協力関係を模索している。
その一環として、イレギュラーズと『約束』を結んだ。
基本的に、結んだ『約束』を破ることは無い。
理由は、『納得して結んだ約束は守る』という、自身に課したルールを厳守するため。
前述するように、モリアーティは複数の人物設定から発生しており、バランスを崩せば自己崩壊を起こす。
それを避けるため、『自分が自分であるために定めたルール』は厳守しており破ることは無い。
例外は、『約束を破ることで世界の終わりに直結する』場合のみであるので、現時点で起ることは無い。
結んだ約束の内、ひとつを除いて想定していたが、それがある種、致命的であった。
悪を束ねて管理してくれ
提案者である、夢野 幸潮に対しては、「やってくれたな、ご同類」と思っている。
怒りなどは無く、他の約束を結んだイレギュラーズも含めて、一目置いているようだ。
もっとも、それを表に出すことは無いだろう。
ただ、懐かしさにも似た感覚を抱いており、酒の席の与太話として話をする事もあるだろう。
また、何かあれば力を貸すことがあるかもしれない。
モリアーティに『記憶』は無いが、居た筈もない友人のような、『在り得ない感覚』を覚えながら、夢野 幸潮に対しては関わるようだ。
おまけSS『秘匿事項』
モリアーティの記憶は弄られている。
本人は、精神崩壊を起こさないように記憶の整理をさせた、と思っている。
だが、それ自体が偽りの記憶である。
記憶に干渉する魔種と、三文芝居と自称する旅人によって。
混沌世界に転移直後、低レベル状態の時に抵抗虚しく捕まり、記憶を操作された。
目的は、三文芝居が操ることの出来る犯罪組織を作らせるため。
すでに犯罪組織は形となり、あとはモリアーティが居なくなれば乗っ取りは容易い。
――筈であったが、『悪を束ねて管理する』という約束を守るためモリアーティが動き出したので、目論見はオジャンである。
なお、三文芝居は現状を知らないので、本人にとって大参事なことを後々知る事になるだろう。