SS詳細
カーラ・アストレイの設定
登場人物一覧
名前:カーラ・アストレイ
一人称:私
二人称:貴様、(親しくなってくると)名前呼び
口調:~だ、~だぞ、~だな
特徴:中二病的男装の麗人
設定:
旅人由来の吸血鬼。男装の麗人の姿をした、基本アホの子。
本来の性格は明るく活発であるが、吸血鬼化の影響か、ハイテンションな中二病的性格になっている。
吸血鬼になる前の記憶がない。記憶喪失ではなく「記憶消失」。
そのため、生まれた時から吸血鬼であるかのような性格になっている。
吸血鬼であることが当然であり、純血種や姫のために生きるのが幸せである、と思っている。
その想いは、幼子が抱く純粋な憧憬にも似ており、悪意も無ければ悲哀も無い。
烙印を付与され誰かが吸血鬼になるとしても、それは良いことであり、望ましいことだと思っている。
吸血鬼になる前に敵対関係にあった相手だとしても、吸血鬼になれば仲間だと思っている。
もし仲間になれば、仲良くしようとするだろう。
吸血鬼になる前の記憶がない彼女だが、本人は特に気にしていない。
なぜなら本人にとって、吸血鬼でいることが当たり前だからだ。
そして純血種や姫のために生きることが幸せであると、本人は思っているからだ。
同じ吸血鬼である、バレル=バレットと共に行動している。
これはバレルが度々声を掛けてくれるようになり、仲良くなったからだ。
なおバレルは、カーラが吸血鬼になる前の記憶を消失していることは知らない。
これは吸血鬼になる前の家族や記憶を思い出させても辛いだろうと、バレルが気遣っているからである。
また、カーラが吸血鬼になった経緯も知らない。
これについても、昔のことを思い出させると辛いだろうと、バレルが気遣っているからである。
決定的な擦れ違いをしたまま、カーラはバレルと共に活動している。
それがどのような結末に辿り着くかは、不明である。
おまけSS『おまけSS秘匿設定』
カーラの吸血鬼になる前の記憶は消失されている。
記憶に干渉する魔種と、三文芝居と自称する旅人によって。
混沌世界に転移直後、低レベルの状態の時に抵抗虚しく捕まり、記憶を消された。
理由は、バレルが殺した最愛の女性に瓜二つであったから。
バレルを苦しませるために、カーラは記憶を消され、吸血鬼になる様に手配された。
その事をバレルは知らず、知れば当然苦しむだろう。
その時を、元凶である三文芝居は楽しみにしている。