SS詳細
バレル=バレットの設定
登場人物一覧
名前:バレル=バレット
一人称:俺
二人称:お前さん
口調:~だ、~だな、~だろ
特徴:昼行灯のオッサン
設定:
旅人由来の吸血鬼。吸血鬼ではあるが、温和でのんびりとした言動が多い。
元の世界では最愛の女性を自身の手で殺しており、召喚直後は本人いわく「最低に腐っていた」とのこと。
その時期に、他の数名と共に犯罪組織の基盤作りに協力した。
犯罪組織が形になった頃、協力関係は解消したが、当時の仲間とは連絡が取れるようにしていた。
その頃には「最低に腐っていた」精神状態も落ち着きを見せ、本来の性格が顔を覗かせるようになっていた。
精神的に安定したように見えたが、ある理由により不安定な部分は消えずにいた。
理由は、睡眠時に最愛の女性を殺した時の記憶が再現されるからだ。
何人かの魔法使いに診断を頼み、ある種の呪いだと断定される。
それは元の世界で受けた呪いであるとも言われ、消す方法を探すようになる。
捜す中で縋ったのが吸血鬼化であった。
烙印を受けることで、呪いが変化、もしくは消失することに賭けた。
犯罪組織の基盤作りで仲間であった、「三文芝居」の伝手により烙印を与えてくれる吸血鬼と接触。
これが可能だったのは、紅血晶の流通に三文芝居が関わっていたからだ。
吸血鬼に命令される形で、商人として流通させていたと三文芝居『は』証言している。
そうした伝手により吸血鬼と接触、烙印を付与され吸血鬼となる。
吸血鬼となった後も、睡眠時に最愛の女性を殺した時の記憶が再現される呪いは消えていない。
そうした中、カーラ=アストレイという女性吸血鬼と出会う。
カーラは、自分が殺した最愛の女性に瓜二つであり、どうにかして助けたいと思うようになる。
自分だけの力では無理だと判断し、イレギュラーズへの烙印付与などを行っている。
他にも、犯罪組織の基盤作りで仲間であった、モリアーティという人物にも助けを求めている。
可能な範囲で出来ることをしているが、それが今後に繋がるかは不明である。
おまけSS『おまけSS秘匿設定』
バレルの記憶は弄られている。
記憶に干渉する魔種と、三文芝居と自称する旅人によって。
混沌世界に転移直後、低レベルの状態の時に抵抗虚しく捕まり、記憶の改ざんをされた。
改ざんは以下の通りである。
元の世界で最愛の女性に止めを刺したあと、『死の間際に交わすことの出来た言葉の全て』の消去。
これにより精神状態を最悪にし、転移直後の「最低に腐っていた」状態にしていた。
自分が記憶の改ざんをされていることを忘れさせ、『三文芝居と意気投合した』という記憶の上書き。
これにより、本来は仇である三文芝居を仲間と誤認させた。
吸血鬼になったカーラと出会うように、三文芝居により仕組まれた。
全ては、バレルが苦しみ、惨めに死ぬことを三文芝居が楽しむためである。