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ファンタグリエル・ムエルテ

儚く小さな愛しき星々

登場人物一覧

ガイアドニス(p3p010327)
小さな命に大きな愛
ガイアドニスの関係者
→ イラスト

名前:ファンタグリエル・ムエルテ
種族:ウォーカー
性別:なし
年齢(或いは外見年齢):unknown
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:~です、~ですね、~でしょう
特徴:死の神、落ち着いている、優しい
設定:

ここではないどこかの世界で死を司っていた神。
死そのものの概念であり、擬人化もされていない。
その世界では人口が激しく爆発した一方で自殺や殺人が非常に多く、死は誰にとっても身近な存在であった。
人々は死を怖れながらも、同時に畏れを抱いていた。
死は人生のすぐそばにあり、どうやって死ぬかはその人間の生き様を近視眼的に示してくれる。
ときに死は救いであり、ときに死は知恵であった。人々は死を畏怖しながらも祝福し、隣人の死を悼みながらもあえて賑やかに送った。

そんな概念はウォーカーとしてひとつの存在となり、形ばかりの擬人化がなされることとなる。
その世界の言葉で死と祝福を意味する『ファンタグリエル・ムエルテ』を自らの名として名乗り、この自由で広大ながら確かな滅びの気配を纏った世界そのものの死を想っていた。
そんななかで出会ったのはガイアドニアスであった。

ガイアドニアスのニンゲンへの思想は彼にとって共感しがたいものであったが、その姿勢だけは共感できた。
そのため行動を共にしたこともそこそこに多く、敬意もまた抱いていた。
神という概念にとって敬意を抱くことは新鮮な経験であり、ファンタグリエル・ムエルテはガイアドニアスを特別な友として認識していたようである。

そんなファンタグリエル・ムエルテも死を経験することとなる。
それは危険な冒険でも天災でもなく、ただの病によるものだった。
死の神が病死など冗談にもなりませんね。そう語った彼は、ガイアドニアスにとって小さくか弱い『ニンゲンさん』のひとつに見えた。





それが、ガイアドニアスが目覚めるはるか前のこと。ずっとずっと昔の話。
死の神が、生き様を知った物語。
そしてガイアドニアスが弱さをもうひとつ知った、物語である。

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