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『雪麗竜』ヒュノスティエラ
登場人物一覧
- ルーキス・グリムゲルデの関係者
→ イラスト
名前:『雪麗竜』ヒュノスティエラ
種族:竜種『将星種』
聖別:女性
年齢:unknown
一人称:わたし
二人称:貴方もしくは貴女
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:冷静沈着 厳しい 実力主義 バトル中毒 根は寂しがり屋
設定:
比較的若い部類に入る将星種『レグルス』の1体。
とはいえ、それは『竜種の尺度でみれば』であり、人間の尺度で見た時には非常に長命である。
基本的に人間の姿を取って暮らしている。
その際には氷のように透き通った翼とそれとも似た髪と瞳の色をした女性体を取る。
それは利便性のためであり、敢えて小柄な肉体で自分の力を抑え込むことで自分の力を鍛錬するためというのが正しい。
ヒュノスティエラの名に違わぬ吹雪、氷雪系の権能を有している。
また、彼女の縄張りには絶えず壮絶な猛吹雪が吹きつけており、
領域の内部で暮らすことを許された亜竜や魔物達は地獄のような環境に暮らしている。
ただでさえ壮絶な吹雪は深奥に当たる彼女の棲み処に近づくにつれて勢威を強めるため、立ち入るものはほとんどいない。
「塵芥がわたしが領域を侵しているようだな。
死にたいというのであれば、好きにすればいいだろう。
万が一にでもわたしが棲み処に辿り着けたのなら、少しばかり相手をしてやってもいいだろ」
竜種の例にもれず、非常に傲慢で厳格、その一方で氷のような冷たい冷静さを抱く。
だが、その本質は己が権能も相まって近寄る相手もいない故の絶対的な孤独のうちに過ごす孤独な竜でもある。
――あぁ、けれど。ゆめゆめ忘れるな。侮ることなかれ。彼女は『竜』である。
たとえ寂しがり屋なのだとしても、同格ならざる『人』を相手に譲歩することなどない。
冷静沈着な吹雪の女王、氷の女王は胸の内に『苛烈なる吹雪』を持つ戦闘狂だ。
全てを雪の中に鎮める彼女は、己が領域に立ち入る者に興味はない。
それ即ち、辿り着けない者など相手にする価値すらないという絶対的な自負による物ゆえに。
――ところで、地竜集落ペイトを出て少しばかり進んだある一角に、不思議な壁画がある。
氷に閉ざされた地底湖の壁面に描かれたその壁画は、1人の女を描いている。
氷のような女が歩くだけで空気を凍てつかせ、湖の上を歩けばそれだけで湖が凍り付いていく――といった壁画が。
どこの誰が、どういった理由で描いたのか、そもそも誰なのか―― 一切の不明である。
- 『雪麗竜』ヒュノスティエラ完了
- GM名春野紅葉
- 種別設定委託
- 納品日2023年03月23日
- ・ルーキス・グリムゲルデ(p3p002535)
・ルーキス・グリムゲルデの関係者