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『花護竜』テロニュクス

登場人物一覧

ユーフォニー(p3p010323)
竜域の娘
ユーフォニーの関係者
→ イラスト

名前:『花護竜』テロニュクス
種族:竜種
性別:男性
年齢:unknown
一人称:私
二人称:君、~様
口調:です、ます、ですか
特徴:将星種『レグルス』
設定:
 ベルゼー・グラトニオスに幼少期より世話になってきた将星種『レグルス』。
 覇竜領域の何処かに存在する花咲く場所の管理人でもある。その場所の統括を任されており、将星種にしては強大な力を有することが推測される。
 亜竜種に似た姿をとっているのはその方が花の世話に適しているからであり、比較的温厚な性質をして居る。
 温厚が過ぎて花などを愛でいじめられっ子であったテロニュクスを庇護下に置き、彼が自由に花を育てることが出来るようにと慈しんだベルゼーは彼にとても懐かれている。
 穏やかで戦う事を好まず、のんびりと過ごすことが彼にとって一番の楽しみなのだ。
 小さきもの(花や亜竜)を好む傾向にあり、彼の傍には何時も亜竜(ドラネコ達やワイバーン達)が集まっている。
 ただし、小さきものであっても人間に対してもそうであるかと問われればその辺りはやや難解だ。
 竜であるからには『人間』を同じ格であるとは認識していない。人間よりも花を愛で、花を害する人間は虫螻同様に認識している様子でもある。
 人間がその扱いを拒絶しないのであれば彼とも上手く征くだろう。だが、対等な存在ではないことを念頭に置いていなくては機嫌を損ねることになる。
 機嫌を損ねたとしても彼は直ぐに捻る潰すことはしない。
 ベルゼーが愛する人間に対しては最初からその様には取り扱わず、対話する姿勢を見せるのだ。
 その辺りが彼の『人への関わり方』を難解なものにして見せているのだろう。

 竜形態では彼が有する紅色の翼のように、鮮やかな薔薇色の姿をとる。
 ベルゼーはその姿が美しく「お前は花に良く似合う」と褒めていた。その為か、やや、己は美しいという認識が染み付いているのはベルゼーの教育の敗北でもあるのだが……。
 最近はベルゼーが『花の園』に入り浸ることが多くなった。
 テロニュクスからすれば「ベルゼー様も、あの様な羽虫と関わるから心を痛めるのに」と言いたくもなるような状況だが、敢ては口にしない。
 テロニュクスが平穏を愛するようにベルゼーも人を愛しているのだ。
 他者の愛する物を愚弄する事が如何に悪手であるかを彼はよく知っているのだ。

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