PandoraPartyProject

SS詳細

寒花の一実

登場人物一覧

サクラ(p3p005004)
聖奠聖騎士
サクラの関係者
→ イラスト

名前:ナターリヤ・ソフィスト
種族:人間種
性別:女性
年齢:22歳
一人称:私
二人称:貴方、貴殿 など
口調:~です、~でしょう?
特徴:鉄帝軍人、ポーカーフェイス(もとい『仏頂面』)
設定:
 鉄帝軍人、階級は中佐。
 ソフィスト家は代々鉄帝に仕えており、特に軍部に多くの人材を輩出してきた。
 過去には皇帝の近衛たる地位の者すらおり、ナターリヤは現在の当主ストライフ・ソフィスト(ソフィーリヤ・ロウライトの兄)の娘である。
 つまりソフィーリヤの姪であり、サクラの従姉妹でもある。
 ソフィーリヤの事は父から聞いてはいるが直に対面した事はない。
 サクラの事も(ソフィーリヤが嫁いで子が出来ているという事は)知っている。
 顔には出さないが、自分と同じ血筋の人間がいる事は興味がある様だ。

 鉄帝では珍しく策略や謀略にも造詣が深い。
 しかしそれは相手を追い落とす為、ではなく『相手を真正面から叩き潰す』ための場を整える事に使われる。
 すなわち敵の謀略を見抜き、防ぐ事には使うが、相手を策略にハメるような事はしない。
 勝負に余分な要素を取り除き、残ったモノだけ――

 そう。最終的に力と力、其れのみで戦う事を望むのだ。

 其れこそが正に真の鉄帝であると信じている。寒き地の魂を宿し実った、確かなる花が彼女だ。
 そういった意味では闘争を好む面もあり、ソフィーリヤに似ている所はあるかもしれない……
 ただし彼女自体は父に似て厳格な人物であり、基本的には堅物である。
 民の事は守るべき存在であるとしている為、過激な鉄帝派ではないが。

 ――なおゲルツ・ゲブラーに恋している。
 きっかけはナターリヤが偶然軍部の一部で行われていた不正に気付いてしまい、しかしその罪を擦り付けられ有無を言わさず拘束。口封じに即座に抹殺寸前まで行った際に――ゲルツが寸での所で救出した事件が契機である。言うなれば『白馬の王子様』に見えたのかもしれない。
 ゲルツと相対する時の思考は乙女そのもの。
 かなり心中の波は凄いのだが、幸か不幸か完璧すぎるポーカーフェイス(仏頂面)は相手にそれを悟らせていない。
 が。勘のいい人なら気づいているかもしれない。そもそも最近、保安部への異動申請をさりげなく出していたりするが故に……

 鉄帝動乱発生後は帝政派に属しているが、南部方面への合流も訴えている。
(上述のゲルツの件が関わってるかは不明だよ。不明だって!)

おまけSS『ソフィスト家』

 ソフィスト家は先述の通り、鉄帝に長く根差す一族である。
 過去には皇帝の近衛兵であった人物や軍上層部に位置した者もいる。
(一方でラド・バウを『見世物』として嫌う機運があり、ラド・バウを志す者はいないレベルであった。ソフィーリヤは例外)
 それが故か、ソフィスト家は主に軍部に多く人材を輩出しておりナターリヤも同様に軍部を志した。
 そういった歴史がある家である為に、軍部に対する繋がりと影響力は比較的高い。
 ソフィスト家自体は鉄帝東部に領地を構えており、かつて天義と戦争があった際には参戦した事も度々。
 歴代の当主は冷静沈着な軍人気質である者がほとんどである。
 それが故に代々かなり厳格な家柄であった。(サクラの母のソフィーリヤは例外と言える)

 ソフィスト家の現在の当主は『ストライフ・ソフィスト』(ソフィーリヤの兄、サクラの叔父)である。
 現在は憲兵職を務めているとか。
 ソフィーリヤが天義に出奔する前の話だが、少なくとも当時はソフィーリヤより強い人物であった。
 だからこそソフィーリヤは自分がソフィスト家を抜けても特に問題はない、と判断したと言える。跡継ぎの面を含めて。

 存命ではあるのだが……鉄帝動乱に伴って当主は行方不明になっている。
 バルナバスとヴェルスの戦いが行われた当時は帝都にいた事までは確認されている。
 動乱の気配を察して東部の領地に戻った、とされているが……そこからの行方が不明。
 戻らなければナターリヤなど家の誰か急遽当主の座に就くか……もしくはソフィーリヤが……?

 なお。ソフィーリヤの出奔については、当時かなり家中で問題になったらしい。
 よりにもよってしかも天義である。刃を交わした相手に嫁ぐ者がいるか――?
 しかもラド・バウへ出場していた事もこの辺りで家長にバレる。
 当時の家長(ソフィーリヤの父)は絶縁レベルに憤怒した、と伝わっている。

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