PandoraPartyProject

SS詳細

海の向こうに夢を描いて

登場人物一覧

ラダ・ジグリ(p3p000271)
灼けつく太陽

名前:マリサ・バレアレス
種族:海種
性別:女性
外見年齢:30代
一人称:私
二人称:あなた、殿、様など。
口調:丁寧系
特徴:華奢、冷静、温和、粘り強い、芯が強い

 海洋に存在する商家、バレアレス家の現代表を務める若い商人。
 母は先代の代表、父は入り婿で海種。
 風貌は母親譲りだが、種族は父親から引き継いで生まれた。
 普段は人型に耳などに水かきが見える程度だが、潜る時は銀色の鱗をした人魚になる。

 ラダと遠縁にあたり、カリーナ・サマラは母の妹にあたる。
 銀色の髪にやや鋭い目元、赤に近い瞳の色、褐色の肌など。
 どことなくカリーナやラダと雰囲気が似ているのも同じ血が流れているからであろう。

 元々、バレアレス家は海洋に存在する商家で
 近海諸島の間を貨物船を使って輸送する交易商だった。

 祖母と両親の2代で交易路を拡大し現在は遠洋へと進出。
 フェデリア島にも少なからずの出資をしている。
 ――だが、商家の拡大を果たした両親は豊穣への交易の最中、フェデリア島近海にて行方不明になる。

「恐らくは、狂王種や或いは深海魔のような存在に船ごと沈められたのでしょう。
 生きてはいないでしょうし、失ったものは大きい。
 ――だからこそ、私はこの家を大きくしなくてはならない。絶対に」

 不慮の事故とは言え、若くして代表となったマリサの意気込みは熱く。
 結果としてカリーナから仕事の斡旋をされる程度には気にいられている。

 なお、祖母の代に交易の過程で深緑への伝手を求め、
 仲介となるラサにカリーナが送り込まれたのがサマラ商会である。

「祖母はよく言ってました。
『嫁入りさせてうちの手助けをさせようとした女がいつの間にか大口取引先……。
 何もそこまでなれとは言ってない……まぁ、アタシの娘だね!』と。
 カリーナ様のそういうところが、私個人としては大変に好ましいのです。
 だから、商人としての先輩である彼女のようになりたいと思うようになったのかもしれません。
 ――出来れば、いつかは出し抜いて見せたいところなのですが……何年先になるやら」

 そんな野心も覗かせる新米商人ではあるものの、基本的には柔らかく理性的。
 商人らしく自他の損益を計算し、ここぞというところでは粘り強く芯の強さを見せる。

「さて、ラダ商会長。
 若手の会長同士、よろしくお願いします。
 ――ええ、海の上の運搬ならお任せを。
 それだけは――それこそは、我が家の誇りですから」

  • 海の向こうに夢を描いて完了
  • GM名春野紅葉
  • 種別設定委託
  • 納品日2022年12月10日
  • ・ラダ・ジグリ(p3p000271

PAGETOPPAGEBOTTOM