SS詳細
薔薇園の蜂
登場人物一覧
名前:『プリンシパル』シュナ・カンパルニエ
種族:人間種
性別:男
年齢:17歳
一人称:僕
二人称:君
口調:だ、だろ、だろう
特徴:ティーチャー・カンパニュラの子飼いの部隊『蜜蜂』所属、プリンシパル
設定:
アドラステイアのティーチャー・カンパニュラが所有している諜報部隊『蜜蜂』にて『ジャルディニエ』を統率するリーダーを務める少年。
紅色の髪に緑色の瞳を有し、華やかな外見をした少年。纏うのは薔薇の意匠の騎士服。
将来のティーチャー候補と呼ばれており、諜報に優れ弁が立つ。多くの幼い子供達に慕われている『お兄さん』
戦闘能力はまちまちであり、前線に立つことを好まない。あくまでもシュナは『使う側』の立場である。
ティーチャー・カンパニュラを慕っており、彼女の指示があればイコルを呑み込むのも厭わない。
オンネリネンの子供達を率いていたのもティーチャーの指示であり、個人的には『孤児たちなどどうでも良い』と考えていた。
少年の中では自分はあくまでも戦災によって天義を見限った立場であり、不遇な子供ではないと認識している。
元は天義の聖職者の家に生まれた。両親は『
シュナは両親に憧れ聖職者を目指したが、その内実や冠位強欲への手引きを行なう者に手を貸していただけだと知り深く絶望。
天義を見限ったが、ぬくぬくと育てられた少年は孤児として生きていくことも出来ずにアドラステイアへと手引きされて入り込んだ。
それでも、自身の持ち得る全てで『上にのし上がれる』空間が少年には心地良かった。
その頭の回転の良さより魔女裁判で『裁判官』を務めて無数の子供達を渓へと落とした。
その功績により直ぐに聖銃士になりティーチャー・カンパニュラの元へと導かれることとなる。
洗礼名は『ロサ・ステラータ』。カンパニュラには『ステラ』と呼ばれている。皮肉にも星を思わせる呼び名である。
救われたいなんて思ってない。
不幸だなんて思ってない。何も知らずに偽りの星を掲げ続けた国よりも、信じる者を選べた僕の方が幸せだからだ。
この国は腐ってなんかない。弱いヤツが死ぬだけなのに、どうしてお前達は勝手なことを言うんだろう?