PandoraPartyProject

SS詳細

決めてないけど超やらかしそうな人

登場人物一覧

チェレンチィ(p3p008318)
暗殺流儀
チェレンチィの関係者
→ イラスト

名前:パトリス・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):21
一人称:俺/然るべき場では「私」
二人称:君、~くん、~さん、~様、~殿、呼び捨て
    自分が親しいと思ってる人は愛称、もしくはあだ名を(勝手に)付ける
口調:~だ、~だよ、~だよね?/~です、~ます、~ですか?
特徴:快活、気がいい、貴族らしくない、貴族主義、怒り、二面性
設定:
 フィッツバルディの家系には珍しく母親譲りの『黒髪』。瞳は父親と同じ碧眼。
 細身の長身でスタイルが良く女性受けするタイプ。快活で気さくな性格で比較的親しみやすい性質を見せる。
 確かにレイガルテの実子であるが、非常に『権威主義的』な家内においては『レイガルテと余り似ていない事は大きな失点』であり、母親が一地方貴族の出自であり家格がそう高くなかった事からも周囲からの扱い、後継レースにおいても完全な不遇を囲っていた。特に大金星を挙げたレイガルテの側室となったにも関わらず、彼に似ていないパトリスを産み落とした母親パメラへの風当たりは異常という程に強く、フィッツバルディ家内のみならず、実家からの助けも無かった彼女は凄絶な環境で心を病んでしまう事となる。母親とは今もまともなやり取りは難しく、パトリスは軽侮と孤独に満ちた少年時代を過ごす事となった。
 そんな経緯もあって、非常に貴族主義、血統主義の強いフィッツバルディ家内における例外であり、庶民にも温厚で偉ぶる事が無い。
 人のふり見て我がふり直せとはこの事か――

 ――で、終われば平和なのだが、実はそんな話でもない。

 パトリスは自身と母を苛め抜いたフィッツバルディ本家自体をかなり強烈に憎悪している。
 本家の跡取り候補達が相次いで早逝した事から『呼ばれた』パトリスは大好きな母親と似た、自慢の黒髪を金色に染めて現れた。
 それは降って湧いた後継レースなる『差別主義者達の茶番』に対する明確な宣戦布告であった。
 同様の立場を与えられた兄弟達に対しては取り分け敵対的である。
 比較的正当な出自でありながら、貴族的な恩恵を受けてこなかった事から強かで手段を選ばない性質も持つ。
 ローレットに白羽の矢を立て、一早く取り込もうとしており、チェレンチィともその経緯で面識がある。
 決闘で白い手袋を投げる相手に構わず銃を撃つかのような、そんな類の容赦無さはやはりフィッツバルディにおける特質と言う事が出来るだろう。

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