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QAT(急に兄が倒れたので)

登場人物一覧

リースリット・エウリア・F=フィッツバルディ(p3p001984)
紅炎の勇者
リースリット・エウリア・F=フィッツバルディの関係者
→ イラスト

名前:フェリクス・イロール・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):24
一人称:私、僕
二人称:卿、君、~君、~さん、~様、呼び捨て
口調:~だ、~だろう、~だろうか?
特徴:気品がある、貴公子、理想主義、変わり者
設定:
 金髪碧眼の貴公子。市井でも人気があり、幻想若手貴族を中心にネットワークを持つ。
 特にファーレル家の俊英、リシュオンとは親友の間柄にあるとされ、父で実力者のファーレル伯爵は派内政治における後ろ盾となる事も少なくない。
 騎士としての鍛錬も積んでおり、幻想正規軍の副将軍格の一人でもある。
 レイガルテ・フォン・フィッツバルディの実子だが、本来は表舞台の中心に出る予定は無かった。
 本家の子女が早逝した為、注目度が増した傍系。庶子の出。
 異母兄に当たるアベルト・フィッツバルディと似た身の上だが、両者間の『そり』は余り良くないようだ。
 但し、不和は概ね『レイガルテの尻尾』であるアベルトが『フィッツバルディらしくない』フェリクスに対して苛立つ事から生じる為、一方通行とも言える。
『フィッツバルディ』については『ついていけない』という辟易が強いようだが、家族に対しての情はある。
 双頭の竜が互いの尾を喰らい合う骨肉の争いを示すなら、フェリクスはやはりそんな部分でも『変わり者』とする他あるまい。
 前述した『フィッツバルディらしくない』部分がフェリクスの最も特徴的な部分になる。
 非常に保守的かつ権威主義、貴族主義的なフィッツバルディ家において周囲に融和的であり、政治姿勢においても父よりずっと清廉で穏健である。
 良く言えば青年将校的な潔癖さ、悪く言えば強めの理想主義者であり、少なくとも進んで『濁』を飲み干したがる性格ではない。
 フィッツバルディ非主流派にとっては跡を継いで最も好都合な人物である事から、本質的には王党派に属するファーレル家がそうであるのと同様にフィッツバルディ派における外郭、外様に担ぎ上げられつつある現状がある。
 本人は家族との争いを望んではいないが、政治に興味がない訳でも、無色透明でもない事からこの状況に複雑な感情を抱いている。
 フィッツバルディをもし自身が継いだなら領民の生活は良くなるだろうと考えているが、大きな争いが否めないとも考えているからである。
 彼の運命はアベルトが倒れたという凶報から大きく動く事になるのかも知れない……

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