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竪琴を奏で
登場人物一覧
- ジェック・アーロンの関係者
→ イラスト
名前:エスティア
種族:精霊
性別:男性
外見年齢:見た目は14歳ほど(実年齢は不明)
一人称:私
二人称:貴方、~さん、ルー様
口調:です、ます、ですか?
特徴:金色の髪にシトリンの瞳、竪琴を持った精霊
設定:
ヴィーザル地方ハイエスタの村リブラディオンにある神殿の『モイメルの門』の向こう側に居る精霊。
風の精霊で清浄なる空気を纏う大人しい人格。心優しく面倒見も良い。
悪鬼バロルグと共に眠りについた『雷神』ルーのお世話係でもある。
モイメルとは遙か昔に妖精郷アルヴィオンが混沌世界に吸着した際に弾けた飛沫。
つまり、飛び地である。
基本的にはアルヴィオンと同じく常春であるが、飛び地なので繋がってはいない。
常春の庭モイメルに吹く優しい風が精霊の形を取ったものがエスティアである。
エスティアが生まれた時には既に雷神ルーはモイメルで眠って居た。
彼の周りには花が咲き乱れ、心地よさそうな寝顔に優しい風をそよぐのが日課だった。
雷神ルーはどんな人なのだろうとエスティアは彼が起きてくるのを楽しみにしていた。
そして、目覚めの時はやってくる。
常春の庭に突然、雷鳴が轟いたのだ。
驚いたモイメルの住人達は怯えて隠れ潜んだ。
今まで揺り籠の中で幸せそうに平和な日々を過ごしていた精霊や妖精達には刺激が強すぎたのだ。
恐る恐るエスティアが周囲を見渡すと、雷神ルーが立ち尽くしているのが見える。
先程の雷鳴は雷神の目覚めだったのだとエスティアは胸を撫で下ろした。
しかし、どうやら完全な目覚めでは無いようで。夢見心地でうつらうつらしている。
放っておいたら、またあの雷鳴を辺りにまき散らしてしまうかもしれない。
そこからエスティアは雷神ルーのお世話をするようになった。
眠りに誘うように竪琴を奏で子守歌を歌う。
起きてきた時には、モイメルの住人のことを話してみる。
たまにモイメルへと迷い込んでくる人間のことは興味があるようで聞き入っているように思えた。
雷神ルーの完全な目覚めは『モイメルの門』が開かれた時だ。
実のところ起きたばかりの子供みたいなものなので、危なっかしくてつい世話を焼いてしまうのだ。
ジェックとの出会いはこのモイメルの門が開かれた時である。
- 竪琴を奏で完了
- GM名もみじ
- 種別設定委託
- 納品日2023年04月03日
- ・ジェック・アーロン(p3p004755)
・ジェック・アーロンの関係者