SS詳細
『好事家』リチャード・マクグレガー
登場人物一覧
- ヤツェク・ブルーフラワーの関係者
→ イラスト
名前:『好事家』リチャード・マクグレガー
種族:人間種
性別:男性
年齢:61歳
一人称:僕
二人称:君、~君
口調:さ、だよ、だね、かな?
特徴:好事家(ディレッタント)、富裕、ひょうきん者、多趣味、裏表はあるが善人
設定:
彼の人生は波乱に満ちている。
少年の日にイローの絵画に憧れ冒険者を志したことがあるが、腕前はからっきしだった。
鉄騎種に産まれなかったことを、気に病んだこともあったという。
その後は遺跡探索のギルドを経営し、発掘品を軍に卸す形で商人として頭角を現す。
発掘品に詳しかった彼は軍部の問題点を洗い出し、主に南部戦線における防諜活動の強化を提案。特務機関ゲハイムニスの立ち上げに出資した。そういった生き方をしたため、政財界へのパイプは太い。
一人の好事家として、また帝国における問題点の認識も近かった事から若きパトリック・アネルと意気投合した。これが陸軍士官だったパトリックがゲハイムニス所属を志願した切っ掛けでもある。
その後リチャードは大きくなった会社の経営を息子に引き継ぐ形で引退し、冒険者の冒険譚などを書籍化、あるいは戯曲化する小さな会社を趣味で経営しながら、妻と共に悠々自適に生活していた。
また絵画や音楽、書などを愛する文化人でもある。
浮遊島アーカーシュ探索の際に、ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)は『怪しいクソ軍人』であるパトリックの調査をしていたが、リチャードはいくつかあった情報源の一人でもあり、主に『人となり』について、かなりの助言を得ていた。
パトリックは確かにクソ軍人には違いなかったが、それ以外の面を見いだすことが出来たのは確かだ。
最近ではヤツェクの『飲み友達』でもある。
またアーカーシュの事態解決後には、ヤツェクと共にパトリックの墓を訪問した。
鉄帝国に政変が発生してから、彼はアーカーシュの機動力を中心とした国防を提案。
アーカーシュに関わりの深い政治家である歯車卿エフィム・ネストロヴィチ・ベルヴェノフ、レリッカ村長のアンフィフテーレ・パフ(少佐のままになってしまった)などと、水面下で接触を図っている。
成功した商人の常として海千山千のくせ者ではあるが、根は善人であり国の状況を憂う気持ちは本物だ。
魔種などというやつらに、この国を滅茶苦茶にされてはかなわないと、イレギュラーズとの協力によって、再び平和を取り戻そうと『暗躍』しているのだ。
- 『好事家』リチャード・マクグレガー完了
- GM名pipi
- 種別設定委託
- 納品日2022年09月14日
- ・ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)
・ヤツェク・ブルーフラワーの関係者
※ おまけSS『『冒険ジジイ』リチャード・マクグレガー』付き
おまけSS『『冒険ジジイ』リチャード・マクグレガー』
「僕はリチャード。遠慮無く冒険ジジイと呼んでくれ」
当人は冒険ジジイと呼んで欲しいらしいらしく、名乗る度にそう告げるのだが、みんな遠慮して『社長』だの『会長』などと呼ぶものだから、日々悲しみを感じている。
きちんと呼んでくれるのは、今のところヤツェクだけだ。
「社長だ会長だのって。君ね、僕が会社を引退してまで肩書きに縛られるような男だと思っているのかい。いやあっちの会社はさ、ほら、違うじゃないの」
「本当はね、冒険を戦争の道具になんて、しちゃあダメなのさ」
「僕は