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縁をくくり
登場人物一覧
- 眞田の関係者
→ イラスト
名前:聖天坂くくり
種族:旅人
性別:女
年齢(或いは外見年齢):23歳
一人称:うち、あたし
二人称:あんた
口調:や、やね、やないん?、やろ(関西弁)
特徴:再現性大阪出身、上京して東京へと訪れた
設定:
再現性大阪出身。下町で知られる区域の出身であり、路面電車が走り抜ける喧噪に人情の詰まった町で生まれ育った。
明るく押しの強い人間性で知られる区域の出身であるために住民達に負けず劣らずで非常に気が強い。が、面倒見が良く姉御肌。
年の離れた妹のくもみは夜妖憑きの治療を行う為にくくりと同居している。くくりが上京した理由は秘密なのだそうだ。
眞田にとっては居候先の大家さん。普段から留守にすることが多く「くもみの事はあんたに任せるから」と眞田に言い残すくくりが何処で何をしているかは分からない。
くもみに聞けば「お姉は私の為に、頑張ってくれてんねん」との事である。
その実、くもみの澄原病院での治療のためにくくり自身は夜妖の情報収集など情報屋の真似事をしている。表向きにはナース見習いである。
始末屋・掃除屋の見習いであり、生活費を稼ぐためにカフェ・ローレットでも時折日雇いアルバイトをしている。
戦闘はそれ程得意ではないが、此れも妹の為。良いお姉ちゃんなのだ。
時折怪我をして帰宅するが、くもみは「お姉は気にされるんイヤやと思う」と眞田に忠告するために詳しい事は彼自身も知らないままである。
気が強く、面倒見が良い彼女は心配されたり、気遣われることが苦手である。故に、自分が何をしているのかは秘密なのだろう。
夜妖に関しては余り良い感情を懐いて居らず、大切で可愛い妹に取り憑いた異形の存在を好けと言われる方が難しい。
それ故に他の夜妖憑きに対しても余り良い感情を懐くことはない。何時、中に存在する異形が仲良くなった相手を取り殺すかさえ分からないからだ。
「バケモンである事には変わりないやろ」と呟く彼女はそれでも、大切な妹や夜妖を倒す誰かの為に尽力し続ける。
其れが何時の日か、くもみが憧れた学校に通える未来へと繋がっていると信じているから。