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聖奠騎士団(サクラメント・エクェス)
登場人物一覧
――天義国内において新たなる騎士団が結成された。
それは聖奠騎士団(『せいてん きしだん』or『サクラメント・エクェス(ナイツ)』)
イレギュラーズであるサクラを長とし運用されている騎士団である。
これは彼の兄など――幾つかの『事情』からサクラがロウライト家を継ぐ事が目されている為、将来的にその動きを――つまりロウライト家長として騎士団をも継ぐ事も見込んで結成された団である。
騎士団長は先述の通りサクラ。
しかし騎士団という枠組みではあるが規模としては少数であり、その面々も若手が比較的多いとされている。
ただし協力員としてイレギュラーズが参加する事もあり実体としては選りすぐりの少数精鋭なる面をも持つ。
聖騎士、聖職者を中心とし、更に市井にも協力者は幾つも。
イレギュラーズとして名高い彼女の騎士団に味方する者も少なくない数がいる様だ。
(なお、今後騎士団として規模を拡充するかは検討中との事)
規模はともかく天義の公的な騎士団である為『騎士団』として(その名前を出して正式に)活動する場合は天義国内のみに範囲が限られている。
彼女ら自身が、例えば警邏の一環などで自発的に動く事もあるが、天義中央から命が下ってなにがしかの任務に従事する事もある様だ。(よって活動範囲は存外に広く、天義各地に赴く可能性もあるだろう)
賊の撃退、魔物の討伐、発生源の調査、教徒の保護などなど。その他にも騎士団を頼って持ち込まれる民からの願い事も時折に。
現時点の本拠は国境に近いロウライト領『ラクス・ヒエマリス』の一角に存在する。
その為、国境警備の様な任も任されており、国境侵犯者に対する独自の裁定もある程度委ねられている。(これは無辜の民や旅人を排除してよい、と言う訳ではなく例えば天義国内に不当に入国せんとする犯罪組織の阻害、討伐、不審人物への対応を独自に行ってよい、というもの)
ゲツガが率いている騎士団は別に存在しているが先述の性質上、将来的な経験などを見据え、成せるであろうとされる任務についてはサクラの聖奠騎士団側に回される事もある様だ。
――神の恩寵が諸君らに在らん事を。
――此処に聖奠騎士団の結成を認める。