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青雪花の精霊
登場人物一覧
- リースリット・エウリア・F=フィッツバルディの関係者
→ イラスト
名前:『青雪花の精霊』エーミル
種族:精霊
性別:男性
外見年齢:見た目は16歳ほど(実年齢は不明)
一人称:僕
二人称:君、呼び捨て
口調:かな、だよ、かもね?
特徴:雪銀の髪、青い瞳の美少年。
設定:
鉄帝国ヴィーザル地方に棲まう青雪花の精霊。
人が住んでいる近くに出現する事が多い。人好きな精霊である。
医神ディアンに連なる精霊であり、銀泉神殿のセシリア・リンデルンとは交友がある。
特にヘルムスデリーの人達の事が好きで、森が騒がしいとセシリアに教えてくれたりする心優しい性格。
セシリアとは彼女が神殿に入る前から仲が良い。
それはセシリアが村の外に出て薬草を摘んで癒やす事への関心があったからだ。
彼女は医神ディアンに祈る事でその加護を得て人を癒すが、其れだけでは成し得ないことがあると幼い頃から理解していたのだろう。
そんな彼女の優しさをエーミルは見守りたいと思ったのだ。
だから、セシリアへの協力は惜しまない。
銀泉神殿の清らかな空気が好きで、よく神殿の中で見かける。
リブラディオンの生き残りであるヘンリエッタ・クレンゲルと遊んでいる姿もよく見られる。
また、青雪花の蜜は傷を癒す効果があり、村の薬師魔女クルーエル・エルとは懇意にしているようだ。
ヘルムスデリーの村にとってエーミルは守護精霊のようなものなのかもしれない。
「森が騒いでる……」
エーミルは何かが近づいて来る気配を感じていた。
酷く怯えて必死に助けを求めている。
「何か悪い魔物に追われている動物でしょうか?」
セシリアの言葉にエーミルは首を振った。
これは動物ではない。おそらく人間で、それもまだ子供であった。
「多分、子供だと思うけど。怪我をしているみたいだ。僕が先に行って見てくるよ」
「ええそうですね。お願いします。何かあれば知らせてください。準備はしておきます」
素早く回復を行えるように、セシリアは立ち上がる。
森の中に怯えた子供の叫びが聞こえた。
声ではない。恐怖の心だ。
早く助けてあげなければ――
これが『青雪花の精霊』エーミルと少年クルトの出会いであった。
- 青雪花の精霊完了
- GM名もみじ
- 種別設定委託
- 納品日2022年09月21日
- ・リースリット・エウリア・F=フィッツバルディ(p3p001984)
・リースリット・エウリア・F=フィッツバルディの関係者