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SS詳細

背を追いかける少年

登場人物一覧

ジン(p3p010382)
ジンの関係者
→ イラスト

名前:翠亜(セア)
種族:亜竜種
性別:男性
年齢:12歳
一人称:僕
二人称:君、~さん
口調:だよ、かな、かも?
特徴:灰の髪に翠の瞳。赤い鱗を持った亜竜種の少年。
設定:
 亜竜集落ウェスタの近くにある『クレステア』に住んでいる。
 集落の人々が崇めるのは天帝種『バシレウス』の『白翼竜』フェザークレスである。

 セア自身はフェザークレスを見た事もなければ、熱心に信仰している訳でも無い。
 村の大人達が一生懸命崇めている神様という認識である。
 見た事も無い神様よりも、セアは自分自身の力をつけて村を出たいと思っている。
 そんな折、ペイト(セアにとっては都会)からやってきた剣士のジンと出会う。

 怖い物知らずだったセアはジンに勝負を挑みかかった。
 結果はセアの惨敗。完膚なきまでに切り伏せられたのだ。
 子供相手に大人げないという見方もあるだろう。しかしジンは違ったのだ。
 彼は一人の男としてセアに向き合い、これを負かしたのだ。

 セアは悔しいと思った。同時に世界にはこんなにも強い人が居るのかと歓喜した。
 ストイックに剣術を磨き上げるジンに憧れ、弟子にしてくれと申し込んだ。
 セアの真剣な眼差しに折れたジンは時々クレステアへ足を運ぶようになる。
 ジンがやってくるとセアは目を輝かせて喜ぶのだ。
 セアの両親もやんちゃだった息子がジンのお陰で真面目に勉強や武術を学ぶようになり感謝している。
 集落から離れれば、途端に危険な領域になってしまう場所だ。
 何かあったときの為に自らを守る力は付ける方が良い。
 セアの『村を出る』という目標も、一歩一歩の努力が必要なのだとジンは説く。

 修練以外の時は、一緒におやつを食べたり散歩したりしているらしい。
 ジンと一緒にいると兄が出来たようだとセアは嬉しくなるのだ。

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