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SS詳細

サヴィルウスの学者

登場人物一覧

マルク・シリング(p3p001309)
軍師
マルク・シリングの関係者
→ イラスト

名前:ラッセル・シャーリー
種族:人間種
性別:男性
年齢:23歳
一人称:僕
二人称:貴方、君、~さん、ベルノさん、オレガリオ
口調:だよ、だね、かも?
特徴:灰の髪に金の瞳。細身である。
設定:
 鉄帝国ヴィーザル地方のノルダインの村『サヴィルウス』に棲まう学者。
 ある冬に行き倒れていた所をサヴィルウスの忠犬オレガリオに拾われる。
 虚弱体質なのもあり、回復までには時間が掛かったが今ではとても元気である。

 元々はマルク・シリングがイレギュラーズになる前、鉄帝から幻想に留学していた時に出来た学友。
 当時は比較的マルクとも仲が良く共に勉学に励んだ。
 留学後、帝都スチールグラードに戻ったが、持病があり虚弱体質だった為に士官になる事が出来ず、親からも勘当されてしまった。
 ラッセルの兄たちは屈強な身体を持ち、頭も良かった分、出来損ないだと罵られたのだ。
 失意のままスチールグラードを去り、ヴィーザル地方へと流れ着く。

 過酷なヴィーザルの冬の森で遭難し死を予感したラッセル。
 遠のく意識の中、其れでも誰かが見つけてくれるかもしれないという望みを胸に抱き。
 手足の感覚もなくなり、もう駄目だと諦め掛けた時、温かなぬくもりに包まれた。
 オレガリオがラッセルを見つけ出してくれたのだ。

 その後、ベルノに能力を認められ参謀としての地位を確立した。
 ラッセルの性格は温厚で少し神経質。
 拾ってくれたオレガリオと一緒に住んでいる。
 勇猛さが尊ばれるサヴィルウスにおいて、ラッセルのような『学者』は要らぬ誹りを受けるからだ。
 オレガリオが矢面に立ち其れ等を退けてくれている。
 命の恩人であるオレガリオの為に、自分の能力が役につように努力している。

 血の繋がりは無いが、本当の親子のようにオレガリオの事を尊敬している。
 帝都にいた頃より余程『家族』のような日々を過ごせていること。
 自分の価値を認められることがこんなにも嬉しいのだとラッセルは笑みを浮かべる。

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