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【指輪の悪魔:陽】モガミ

登場人物一覧

美咲・マクスウェル(p3p005192)
玻璃の瞳
美咲・マクスウェルの関係者
→ イラスト

名前:【指輪の悪魔:陽】モガミ
種族:旅人・不明
性別:不明
外見年齢:20代
一人称:わたし
二人称:あなた
口調:穏やかで緩やかな女性口調
特徴:拘束具のような眼帯とチョーカー、両手全ての指にある指輪
設定:

 以前報告された『モガミ』なる旅人であるが、情報のアップデートとして、この場に改めて報告す。

 モガミ。指輪の悪魔たるそれは、元は美咲・マクスウェルの『魔眼』を封じていた術式を構成する『魔』であったとされる。
 美咲の装着していた13の拘束具の内5つ、右手五指の指輪。つまり『陽』の気を持つ魔が、モガミであった。

 陽、とされるだけあって、人物像は比較的『人類に対して優しい』。物腰は穏やかであり、他の魔に比べて、意図的に事件を起こすことも少ないようである。
 実際、モガミが混沌で起こした事件は、今のところ報告が存在しない。同種の【首輪の踊魔】サキなどの事件は報告があり、それぞれの魔は相応の活動を行っている様だが、である。
 理由としては、モガミは前述したとおり人当たりがよく、『優しい女性』にあたる。が、それ以上に、バグ召喚にてカムイグラに呼ばれたのちに、竜宮城に長らくどまっていた、という理由が上げられる。漁師村からのお願いで、近海に出た強力な海生怪物と戦っていたモガミは、その力で敵を圧倒するものの、今わの際に放った大渦に飲まれてしまう。そのまま気づいた時には竜宮にいた――という事だ。
 竜宮城は非常に『偏った現代的な街』であるが、そこに悪人の類は存在しなかった稀有な町である。人とのつながりを、大切にする、そんな街。手、という『人と繋がるための部位』を司っていたモガミには、その思想は心地よいものに感じていた。
 竜宮にも戦闘能力を持った者はいるが、そう言ったものほど、やはり中央、乙姫の警護につくことが多い。その為、外縁のトラブルに弱かったのだが、モガミはそのトラブルの解決を、助けられた恩義もありかって出た。そのまま竜宮の用心棒のような形で、現在まで過ごしていたようである。特に突如現れた深怪魔については、モガミは一種の竜宮の切り札としても活動していた。

 前述したとおり、性質としては『善』に近い。むやみに人を傷つけることはないし、その人となりも温かいものだ。
 だが、他の魔に共通するように、美咲・マクスウェルに対する敵対・憎悪感情は持ち合わせている。
 故に、信用するには、まだ危険であると判断する。

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