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『見習い巫女』
登場人物一覧
名前:茶屋ヶ坂 戦神 秋奈
一人称:私、私ちゃん
二人称:あなた、~さん
口調:ね、だぜ、だよ、よね、なのよね?(テンションで決まるぜ!)
特徴:音呂木の見習い巫女、『戦神』
設定:
旅人の少女。希望ヶ浜で『現代の女子高生』を学んで、ぽんこつパリピJK化してしまった(自称)明るく元気な女の子。
過去に友と決別、その彼女が混沌世界で命を落としたことを知りつつも、何時か、素晴らしく楽しい混沌を教えてあげるために日々を謳歌している。
――筈が、再現性東京では結構、
真性怪異に厭われる血筋である音呂木の巫女、ひよのの代わりに夜妖事件の対処を主に行っている。
最初は「弟子にしてよーう」「パイセーン」と周囲を可愛い犬のように回っていた秋奈だがその努力も実を結び、今はひよのに認められて音呂木の巫女見習いに。
ひよのが彼女を弟子にすると決定した理由は持ち前のアクティブさである。だが、それ故に彼女は怪異の存在を認め、フランクに旧友のように接してしまうところがある。
通常ならば人は怪異を忌避し、怪異自身も自己を認識しない相手とは交わることがないはずであった。
だが、秋奈は怪異を個々の存在として認識して話しかける。特に依代や眷属と呼ぶべき存在を探す怪異にとっては非常に都合の良い存在だった。
秋奈の持ち前のアクティブさが怪異にとって都合が良すぎてしまうならば、先に音呂木側の巫女として力を付けさせておけば其れなりに安全だとひよのが考えたのは理に適っていた。
と、言えど巫女としての特殊な技能を継承しているわけではない。
どちらかと言えば音呂木の神様の膝元で活動する事で加護を賜っていると考えるべきだろう。
ひよのにとっては永遠に可愛い後輩。庇護下に置くべき存在として日々、彼女を見守ってきているが音呂木に近しいが故の問題とてあった。
それは音呂木の神様とて『信仰によって作られた存在(=真性怪異と分類されるもの)』であるからだ。
秋奈がひよのやイレギュラーズを信用し、信頼し、離れず過ごしてくれるなら良いが彼女が少しでも怪異側に踏み込もうと考えたならば……。