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デスマシーンじろう君
登場人物一覧
名前:デスマシーンじろう君
種族:悪性怪異夜妖<ヨル>
一人称:ワタシ
二人称:アナタ
口調:デス、マス、デスカ
特徴:サクラがお土産屋さんで購入した謎の人形、夜になると動く
設定:
サクラが澄原 晴陽にプレゼントした魔除け効果とか癒し効果があると言われている謎の日本人形風存在。
再現性帝都のお土産屋さんに存在していた気がするし、購入した気がするが記憶は朧気である。
何故か持っていたし、何故か購入していた。
どうしても気を惹いたそれの外見を晴陽が気に入りそうだと感じ取りサクラは『デスマシーンじろう君』と名付けて晴陽へとプレゼントした。
その何とも言えない姿と残虐性の欠片も存在しないチェーンソーを握りしめた愛らしさ(?)、ネーミングを気に入って晴陽は澄原病院の院長室に飾っているという。
――が、最近、水夜子が心配そうに言うのだそうだ。夜になるとあれが動いていると。
言葉を有して対話を行う事が出来る。悪性怪異:夜妖<ヨル>の一種である事は想像に易いが本人(?)が「ワタシ、悪くナイ」と宣言する為に対処はされていない。
どうやら本人申告の通り魔除け効果は存在するらしく夜間に病院を徘徊し続け病院ならではの怪談(夜妖など)の討伐を行っている……ようである。
寧ろその姿こそが新しい怪談であるのだがデスマシーンじろう君に言わせれば「勘違いスルヤツがワルイ」のだそうだ。
晴陽はデスマシーンじろう君を「じろうさん」と呼び夜間に必要以上に夜妖の被害が出ないのであれば共存できると考えた模様である。
食事や睡眠を必要としていないが日中のデスマシーンじろう君は夜間に動き回るために余力を蓄えるために微動だにしない。
院長室を訪れたものはチェーンソーを握りしめた奇妙な日本人形(しかもちょっと圧がある)が目に付くだろう。
日に日に少し姿勢が変わっている気がするが……晴陽に問い掛けても「素敵な友人のじろうさんです」としか返されないのだそうだ。
尚、イレギュラーズのように自らの身を守る事を得手としない晴陽の貴重なボディーガード枠……とも言える、のかもしれない。
夜間以外でもデスマシーンじろう君は動くことが出来るため、いざとなれば役に立つのは確かなのだろう。