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<死屍派>独善のミネルウァ
登場人物一覧
名前:時透・生奥(ときおう・きおく)
種族:旅人
性別:男性
年齢:unknown
一人称:ぼく
二人称:あなた
口調:です、ます、でしょう
特徴:静羅川立神教『死屍派』No.3、再現性東京:希望ヶ浜在住
設定:
再現性東京202X街希望ヶ浜地区に存在する静羅川立神教の『
その外見こそ少年のなりをしているが実年齢は不明。真っ白の髪に赤いメッシュが入っており、柘榴の色のカラーコンタクトを入れている。
体には死屍派を象徴する赤い彼岸花のタトゥーシールを張り、自身が『死屍派』の人間である事を誇っている。
彼は己に関する出生の記憶を持たず、本人も自身の実年齢も自身の性格な種や生い立ちを把握していない。だが、それを問題とはしていない。
陶酔する神が存在しているならば、それ以上に何を求めるべきであろうか。
生奥は自身が『教団』の活動をする際に
ペアである女は自身の嫁いだ家が憑物筋であり、死に際まで怪異をその肉体で飼い慣らし死する際に臓腑全てを怪異に捧げてしまうのだと知り酷く絶望していた。
だが、生奥は「それこそ救いじゃないですか!」と彼女の不運を幸運だと告げ、実質的指導者であった地堂 孔善へと深美を紹介した。
酷く感銘を受けた深美と共に生奥は希望ヶ浜の在り方に絶望した存在に声をかけ続ける。
また、怪異を蒐集し、身体であるレトゥムの力になるようにと様々な夜妖の蒐集を行っていた。
例えば――
その僅かな変化に弱った心に付け入り死屍派はその規模を拡大してきた。
生奥自身の思想は『自分には何も存在しないからこそ、全てを神様に捧げる』というものである。
もしも、依り代である地堂 孔善が死した際には己の肉体にレトゥムを今暫く止め、最上の肉体を手に入れるまでの仮の肉として使用して欲しいとも名乗り出ている。
レトゥムが好む紅色が己の軀に存在している事を喜びながら、彼は人々に『慈善活動』を行い続けるのだ。