ラビットシューター

登場人物一覧

名前：四
一人称：私
二人称：お前、名前
口調：だ、だな、だろう、なのか？
特徴：服飾士の支援を受けている。料理の腕は壊滅的
設定：
　様々なファンタジー的要素を内包した地球に類似した世界からやってきた青年。外見こそ幼い少年ではあるが、歴とした成人である。
　混沌世界と同様に様々な種族が存在し、文化圏も多岐に亘っていた世界から訪れた為か無辜なる混沌への恐怖心や否定はなかったらしい。
　幼い四は詳細こそ知らないが、何らかの事件に巻込まれた自身の一族は何者かに滅ぼされ、四は幼かったが故に身を隠すことに成功し生き延びた。
　だが、その際に左目を通る大きな傷を負い、現在でもそれは痕として決して消えることはない。
　その後も異種が混ざり合った世界で貧困にあえぎながらもなんとか生き延びたが、ある時に傭兵の男に拾われ傭兵としての生き方を学んだ。

　地獄の沙汰も金次第。報酬次第でどの様な場所でも戦う傭兵であった四は稀有な事に召喚される瞬間に元世界にて幼い肉体に変化してしまった。
　その変化と召喚が重なったため、運悪く幼少の姿で運悪く混沌世界へと至った。当面の問題であったのは幼少の姿に変化したことだ。
　特異運命座標である事には納得したが、生活基盤を確立させるには幼少の姿では困り果てる。
　そんな彼のパトロンとなったのは幻想と練達で活動している服飾士（ファッションデザイナー）の女であった。
　丁度良いモデルを探していたという彼女は四の愛らしい外見に感銘を受け、自身の直属のモデルとなってくれるならば衣食住の保証と臨時報酬の支給を約束してくれた。
　金がなく苦しんだ幼少期という苦い思い出があったため、四は女装の恥など掻き捨てだと彼女のデザインした衣服を普段から着用することとした。
　尚、可●愛●い●に似合わないという理由で普段から持ち歩いている背にチャックがある鞄代わりのうさぎのぬいぐるみに片手銃と短剣を隠し持っている。
　ふんわりとしたスカートを着用する際にはレッグシースにも短剣を潜ませることがある。

　その外見故に、相手を油断させての奇襲とぬいぐるみの中から取り出す銃と短剣を使用した遠近入り混じった戦いで翻弄することを心掛けている。
　敵を惑わせろというのも四を拾った傭兵の男からの教えである。現在の外見こそがその戦い方に敵していると彼は存分にその教えを発揮し混沌世界を生き抜くと決めているのだった。