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SS詳細

PC分析表(ラムダ・アイリス) 胡狼蛙ver.

登場人物一覧

ラムダ・アイリス(p3p008609)
血風旋華

・印象
 機械である事を隠す人形。見た目では人間と遜色無い姿と豊かな表現を持つ。
 人間と見分けがつかないラムダという存在は、気分のままに旅する先々で何を見て何を想うのか。人に近い皮を被っているからこそ造られた心、成長しない身体は歪で美しく見えるのだろうか。
 アイリス型魔導機巧人形11號、11の名を意味する「ラムダ」という所からラムダ・アイリスと名乗っている。名前以外の記憶は失っているとなっており、ラムダという情報以外がロストしているのだが、彼or彼女以外にもアイリス型の機巧人形が居る可能性が示唆されている。
 上記に記載した「彼or彼女」という言い回し、レガシーゼロ故に性別が無いのだが、ラムダに関しては女性体となっているため、彼女と呼称させてもらう。
 ROOの姿は混沌のものと比べて幾分か機械化が見て取れるフォルムをしている。軍服姿である人型のバージョンもあるが、機械化姿造られた生命は顔も隠され、何時もの賑やかなラムダとは違った印象を持つことだろう。
 反転したイラスト、即ち皮を捨てた彼女は実に悪魔らしい外見をしている。二本の角に光沢見せる金属の翼、四肢は機械である事を隠さない球体関節。特異運命座標イレギュラーズになって性能は上がったとはいえ、そのオーバーテクロノジーを製作者はどう使うつもりであったのか気になる所だ。
 そして最後、自己リソースを回して自らの感情を豊かに見せている理由、演じているという部分も今後明らかになるのだろうか、楽しみにできる所だ。

・長所と分析とプレイスタイル
 放浪して気の赴くままに混沌の喧騒に介入できる自由さが高い。ラムダさん「何処に参加しても違和の少ない彷徨い人」というのは、依頼参加の理由付けとして非常に気持ちを軽くしてくれるのだ。尚且つ、名声の高さから練達……つまるところ近未来的なシチュエーションも前に出やすいだろう。鉄帝のスチームバンクな依頼も気質が合っていそうである。
 イラストコンテンツよりはコンスタントに依頼に入り、リプレイを楽しむ事を重視した遊び方に見受けられました。好みの依頼や全体決戦等に潜り込み、確実な仕事をこなす近距離型のファイター。
 固定砲台であるが故に高い消費APを独立機巧と見立てた充填で緩和しながら高威力で敵を貫く。こだわりが見られるステータスとなっておりました。

・その他雑記
 如何でしたでしょうか。女性と思い込んでいましたがレガシーゼロ故に性別が無い……と勝手に驚き、それはそれで良い……と書きながら頷いてました。
 印象は完全に妄想で、アイリスシリーズ他に居るのかな、居たら楽しそうだなと思ってただけなのでお気になさらずお願い致します!
 元気なラムダさんが誰も居ない空間で自分の存在をどう思うのかとか妄想が捗ってました。あと水着姿映えそうだなって。許してください。
 今回はこれにて締めとさせて頂きます。ありがとうございました。

・おまけ『からくり美少女』
「ありがとね♪」
「はい、お疲れ様でした。本日の要件は以上になります」
 職員の言葉に頷きながら手を振ってローレットを後にする。人懐こい笑顔は良い意味で印象に残りやすいだろう。
「今の特異運命座標、レガシーゼロなのか……」
「どうかしたか?」
 なんでもないと同僚に返しつつ職員は思う。
「(外見、性格、しぐさ……人間と変わらないな……)」
 卓越した技術は機械と生身の概念をも曖昧にする。感嘆の気持ちと同時に、彼はチクリと刺してくる畏怖の感情を隅へと追いやったのであった。

「ん〜……なにしよっかな」
 燦々と晴れた空、背筋を伸ばしたラムダは考える。特に依頼も抱えていない今だからこそできるのは。
「そうだ、久しぶりに旅に出よう!」
 ポンっと手を叩き思いついたのはあてもないツーリングの旅。誰かを誘ってもいいけれど、今日はなんだか独りの気分。
 喪ったメモリーの空虚を埋めるかのように、彼女はひたすら明るく、蠱惑的な笑顔でバイクの元へ向かうのだ。

  • PC分析表(ラムダ・アイリス) 胡狼蛙ver.完了
  • NM名胡狼蛙
  • 種別SS
  • 納品日2022年06月26日
  • ・ラムダ・アイリス(p3p008609

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