SS詳細
レナート=アーテリスについて
登場人物一覧
名前:レナート=アーテリス(p3p010281)
一人称:私
二人称:~君
口調:です、ます、ですか?
・過去
深緑はファルカウ郊外、迷宮森林にある霊樹集落の出身。
非常に長い間外界と隔絶していたため、集落は古い深緑思想が強い。
しかしラサを初め外界からの文化・人種流入をよしとしたファルカウの巫女リュミエの方針に従い、閉鎖的な環境がやや改善されつつある。
しかし長命なハーモニアたちの多くは古い因習に縛られがちであり、比較的若いレナートがもつ外界への淡い憧れや好意に対して不理解であった。
そんな中、召喚によって空中神殿に呼び出されたレナートは憧れていた華やかなレガド=イルシオンの文化や、遠い異邦の豊穣郷の文化に触れるなどする中で独自の価値観を養うに至った。
性別は年齢に対しては、育った環境が長命な者や性別に対して中性的な者が多かったために無自覚。老若男女隔たり無く接し、女性的な振る舞いが求められればそれに応じる柔軟さも持ち合わせる。
実際の精神年齢は20代に近く、考え方は中性的。
・現在
未だにこの世界『無辜なる混沌』については知らないことの方が圧倒的に多いが、中でも命の価値について深く考えるようになる。
大規模な竜種災害に居合わせたことが特に大きなきっかけになっているようだ。
その上でローレットというギルドを通して様々な不幸や悲劇を目撃し、自分の力の届く範囲でそれらを救いたいと考えている。
その方法は主に自己犠牲的なものが多く、身体をはって他者を庇う戦い方にそれが現れている。
元々集落の中で一生を過ごすための知識しかもっていなかったため、『どうすれば人を救えるか』について無知であったことも影響しているようだ。ローレットの活動の中で、その一端に触れることも多く、自分なりに吸収をはじめている。
・近況
故郷である集落が現在『咎茨の呪い』によって閉鎖され、家族の無事も分からない状況にある。
少なくとも生きてはいるはずだという想いと、もし家族が死んでしまったらどうしようという不安に挟まれている。
しかしそれは同時に、多くの深緑出身者と同じものであり、それが当たり前の感情なのだと知るきっかけともなった。
おまけSS『おまけ:この設定の使い方と解説』
こちらでは設定委託のおまけとして『設定相談』コンテンツと同様の解説を行っていきます。
・ハーモニアと深緑
レナートさんの選択した種族『ハーモニア』は混沌世界の大半の土地に住む一般的な種族ですが、深緑という国はその比率がとても多く、『一般的なハーモニア』のロールプレイがしやすい環境になっています。
初期プロフィール覧に記載されていた「家がねそりゃもう厳しくて」の文言にも合う、『閉鎖的なエルフ』の感覚に近い国家だと言えるでしょう。
この国家は外の人間の受け入れを最近になって始めたのですが、一部の集落はそれでも閉鎖的な価値観をもっているものと思われます。なので、レナートさんの出身をそちらに設定しました。
『深緑(アルティオ=エルム)』の解説ページ
https://rev1.reversion.jp/page/artioelm
・命の価値とローレット内での価値観
レナートさん(含め全てのプレイヤーキャラクター=PC)がギルド・ローレットという組織に所属しています。
これは世界各国に対して、相手が何者であっても依頼を受けることができるというギルドです。そのため所属しているPCの主義主張、あるいは思想も多岐にわたります。
例に挙げると――鉄帝国の軍人で体制派としての活動を主としていたり、スラム街出身で盗みや暗殺の依頼ばかりを好んで受けたり、逆にスラム街出身だが大貴族に認められ現代の勇者として称えられたりです。
これらはどのように選んでも構わないのですが、レナートさんはMMORPGなどでオーソドックスなお人好し冒険者ロールプレイを主に楽しんでいたことと、PPPに関する深い知識をそれほど吸い取っていないことを考慮して、知識面では無知に近く、感情面では人命に対して敏感というロールプレイを継続してみるのがある意味で『新鮮で楽しいロールプレイ』となると思われます。
と言いますのも、ローレットに所属していると大半の場合は人命を守ろうとしますし国家規模で救済や支援に動きますが、たまに大きく異なる主義のPCとふれあうことも多くなります。
ギルド内では争わない決まり事があるため急に殺し合ったりはしませんが、それゆえに『お互いを尊重しあっていこうね』という姿勢をよくとります。
これはPL間でもめないようにと定められたルールという側面を持っていますので、このあたりに丁度良く乗っかって『いろんな考えがあるんだあ』とPCが知見を広げるロールプレイをPLと同じ視点からお楽しみ頂けるかと思います。
・価値観のきっかけについて
あまり偏ったきっかけを作ると、PLの心と乖離しすぎてロールプレイコストが高まってしまいますので、ここは一旦万人が共感しやすいきっかけをご用意してみました。
丁度レナートさんは<Jabberwock>の被災現場に居合わせていますので、大きな災害を目の当たりにした人々が衝動的に『善い行いをしたい』と考えるようになるという心境の変化を設定しています。
勿論、これ以外にも琴線に触れた出来事があればそのたびに価値観や考え方をかえていくのもよいでしょう。
このゲームは世界各地で次々に大きな出来事がおきるようにできていますので、そういった物事に触れ変化することが『精神のビルド』というPBWならではの楽しみ方になるでしょう。
・近況について
今現在、出身(にいまさっき定めた)深緑という国が滅亡するかどうかというピンチにあるのですが。このお話の最終決戦が始まるかどうかという時期にあります。
サイトトップで連日更新される小説形式のおはなしをなんとなあく追っていると、その雰囲気が伝わるかとおもいます。
今すぐこの中心に飛び込むのはちょっと難しいですが、『これは他人事じゃないぞ』と最終決戦のシナリオに飛び込んでみるのもかなり楽しめるエッセンスになると思います。
・さいごに
今回はちょっと特別にこうした設定相談要素をおまけにつけましたが、今後もなにかしら困ったことがあれば設定相談や設定委託などをご利用ください。
またこちらのスレッドでは無償で質問等にお答えしていますので、お気軽にご利用下さい。
ラウンジ(QAスレッド)
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/11
ローレット訓練場(初心者用質問スレッド)
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/10194
オーナー室(設定チェックスレッド)
https://rev1.reversion.jp/guild/1/thread/4
それでは、よいPBWライフを