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『占い師』プルネイラ・吏・アガネイアム

登場人物一覧

ヤツェク・ブルーフラワー(p3p009093)
人間賛歌
ヤツェク・ブルーフラワーの関係者
→ イラスト

名前:プルネイラ・吏・アガネイアム
種族:ドラゴニア
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):45歳
一人称:私
二人称:あなた
口調:です、ます
特徴:占い師、温厚、トカゲ顔
設定:
フリアノンで薬草調合などをして生計を立てている占い師。
近所ではそれほど名も通っておらず、『たまに当たる普通の占い師』と思われている。
しかしそれはプルネイラ自身が作り上げた偽りの印象であり、彼女が占う内容は必ずといっていいほど災いに関するもので、その多くが避けようのないほど大きなものである。そして全ての災いを予知できるというような便利さでもないことからその能力を隠している。
『霊喰集落アルティマという伝説上の場所から七体のしもべが放たれ、人々を奪い去り贄とするだろう』という災いを予見した彼女はさらなる災いを防ぐべく、そして集落に混乱をもたらさないようにローレットへと依頼をもちかけることにした。





●プルネイラの過去
若くして占いの才能を開花させたプルネイラは、暮らしていたフェノメノンという小集落で病や害獣の襲来など様々な災いを占い、そして敵中させてきた。
集落の者たちは彼女にたいそう感謝し、彼女もまたその才能が神に選ばれたものであるといった一種の奢りを抱いていた。
しかしあるとき竜の襲来が起き集落はほぼ壊滅してしまう。食料や家すらも失ったことで、僅かな生き残りは周囲の集落へと散り散りになってしまった。
被害に遭った人々はプルネイラを強く責めた。
占えなかったことにではない。『占った結果知っていたのに隠していた』と誤解したためだ。
プルネイラは酷い中傷に晒され、頼る当てもなくフリアノンへ逃げるように渡り、そして長らく塞ぎ込む日々を送ることとなる。
その中で学んだのは、『他者の運命を負うことは出来ない』ということであった。
災いを指摘することは表面的には救ったことになったとしても、自分に依存してしまえば人はだめになってしまう。災いに向き合うこともできず、準備することを怠り、そしてより酷い末路を迎えてしまうのだと。
それゆえにプルネイラは実力を隠し、侮られることをよしとした。
……アルティマよりの災厄を占ってしまうまでは。

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