PandoraPartyProject

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未知の蒐集家

登場人物一覧

トスト・クェント(p3p009132)
星灯る水面へ
トスト・クェントの関係者
→ イラスト

名前:クシー
種族:鉄騎種
性別:男性
年齢:27歳
一人称:私、時々オレ
二人称:貴方、時々オマエ
口調:です、ですよ
特徴:アーカーシュアーカイブス編集者、探索隊一員
設定:
 鉄帝国軍に所属する生物学者。水生生物、特に淡水魚を専門としており、鉄帝国での食用水生生物の増加を責務としている。
 アーカーシュ発見につき、未知なる地での水生生物探索やアーカーシュアーカイブス編集に携わる探索隊の一員として現在は活動中。

 そんな経歴を持つ彼だが、何処かからか『拾われてきた』らしい。
 鉄帝国は基本的に実力さえあればなんとかなる。クシーはその知識で「成程! そうか!」と受け入れられて、軍に所属していた。
 驚くべきは彼の出自に関して興味を抱くものが少なかった事だろう。
「賢そうな奴だから学者でいいや!」とスカウトされ、「魚に詳しいから連れて行こう!」とアーカーシュアーカイブス編集に携わることとなったそうだ。
『こういう環境であればこのような魚(動物、モンスター)がいそう』
『こんな生物がいるならこういった環境変化が考えられる』
『このような場所に生える植物なら自衛のため何らかの毒を持っているのでは』
 そんな考えを披露する度に脳筋の鉄帝国軍人達は「すげーな!!」と興奮するのである。

 トストと出会ったのは彼がアーカーシュに訪れた際に発見した七色嫁魚の命名権を求めてのことだった。
「素敵な魚を見付けましたね。いやはや、羨ましい。私が最初に見付けていれば。いいですね、いいですね」と永遠に言い続けるクシーは魚に対して異様な探究心を抱いていた。
 知識欲も、研究の欲求さえも行き過ぎれば恐ろしいものともなる。
 つまり、クシーは新たな水生生物のためならば人一人くらい犠牲になってもいい勢いで動いている。
 魚>その他を体現する倫理観の欠落は練達の研究者にもよく見られる偏った思考回路でもあるが――現時点では其れなりに有能な学者であろう。
 魚を求めて未知の場所に突っ走る可能性も否めないため、注意されたし。

 尚、彼について特筆しておくならば鉄帝国軍人が「かなりのテクニシャンで、マルタウグイのように可愛かった」と褒めて貰ったと言う。
 嗜好が魚と同性に向いているのは……やはり、彼は独特のワールドで生きているのかも知れない。

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