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PC分析表(わんこ) 胡狼蛙ver.
登場人物一覧
・印象
兎に角元気である。場が重くても悲しい空気でも。
それは悲しいという感情が無いという訳では無い。どんな時でも己の職務は「人の為に働く機械」だからだ。
召喚の際に故障してしまった思考回路で言葉も動きもエキセントリックでハチャメチャ。
だけどその根幹は何も変わっておらず、真面目な時は真面目にエキセントリックするのだ。依頼で同行すらば分かるのは、言動こそハイテンションではあるものの、依頼内容に対して真摯に向き合い、相談にも真面目に参加しているのが分かるだろう。
世界を渡る前の彼女がどういうアンドロイドだったのかは、最早彼女さえも覚えていないのかもしれない。しかし今の"わんこ"という少女を観察している限り、誰かを助けたいという気持ちに溢れた笑顔は変わってはいないのかもしれない。
・長所と分析
騒がしい、騒々しい、うるさい。ネガティブな意味合いの言葉であるが、彼女にはどれも当てはまらないだろう。
賑やかな雰囲気に合わせた人への気遣いはPCだけの性質では無いと見ています。
【ヒャッハー!】な性質では確かにあるのですがその裏には賑やかす為の下地、空気を読んで騒いでるのかなと思いました。
自己主張する為ではなく、わんこというキャラクターを輝かせる為に魅せている一面。実際に話してみると分かるのですが兎に角相手を否定しないのです。
これは私も見習いたい所であり、簡単に真似が出来るかと言えばそうでは無いものです。話を聞いて、こうしたいと結果の希望を出せばその道順を共に考えてくれる。
人に合わせた対応で誰が凄いかと問われれば私は彼女の名も出すぐらいまでには思っております。
それに関連して、自分のやりたい! は優先しているかと思いますが、誰かと何かをやると言う時には、もう少し我儘を言っても良いのではないかなと、前に出さない気質もあると感じております。
・プレイスタイル
一人でも楽しみ、誰かとも合わせられる。
依頼から設定を元にした新たな出会いや自己の設定を利用する事に長けた依頼型ファイター。
かと思えばイベント毎のイラストはきっちり作り、アトリエ活動もこなしている。
外部でも口調が崩れずにロールプレイする所から、わんこというキャラクターイメージを損なわない強さも感じられる。
ボケにはボケを、或いはボケにはノリツッコミ。ツッコミにはゲラ笑いを。わんこさんらしさは残しつつ、PL様も大層ノリが良い人なのだ。
現時点の通信欄を見てみると、アドリブ歓迎!!!!!!!! と、『!』が多いので相当にアドリブを歓迎していると思われる。
自らのプレイングと、リプレイという結果から自らの納得のいく落とし所を上手く作って反映させているのかと思われる。
・その他雑記
如何でしたでしょうか。
完全に他からの評を排した私からの見立てでございます。解釈云々は許してください。
自己を主張する力強さと他を慮る優しさが同居しているハイパーわんこさんでした。
ゲームでも他の事でも楽しそうにしている様子は此方も元気づけられます。
ネタへの反応が凄いのと、良い意味でたまに発想が飛んでる所があって感心する事が幾度かありました。
これからも元気なアンドロイドであってほしい気持ちと、どシリアスが見てみたい気持ちがせめぎ合っております。
楽しく書かせて頂きましたが、本日はこれにて筆を置かせて頂きます。ありがとうございました。
・おまけ『ハイパー笑顔でアンハッピークラッシャー』
これが分析表になります。
低い背丈に合わせて書類も彼女の手に取りやすい位置へ差し出す。
「へへへ、ありがとうございマス! どんな事書かれてるか緊張しマスゼ!」
尻尾がぶんぶん揺れ回る様子は人懐こい犬の様である。
それはお持ち帰りして頂いて大丈夫なんで。と伝えれば、了解デス! と此方の二倍は元気な声で返ってくる。
客も疎らなローレットの端の席に着き、報告書を確認している姿をそっと眺めてみれば。
「あっ! ゲラ笑いしてたのがバレてやがるゼ! やっちまったなぁ! キャヒヒヒヒ!!」
特徴的な笑い方は何処にいても彼女だとわかる。動きも言葉も元気な彼女だが、つい先日はかの大迷宮にて獅子奮迅の活躍を見せていたのは報告書を通して知っている。
「もっともっと働いて人の為、世の為活躍しねぇとだゼ。キャヒヒヒヒヒ!!」
椅子から飛び降り、律儀に元の位置に戻してからローレットの扉を開けて外へ駆けていく。
お助けアンドロイドは今日も誰かの喜びの想って働くのだろうか。