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SS詳細

『新聞売り』ヨシュア

登場人物一覧

ルブラット・メルクライン(p3p009557)
61分目の針

名前:ヨシュア
種族:飛行種(雀)
性別:男性
年齢:8
一人称:俺
二人称:あんた、お前
口調:~だ、~だろ?
特徴:痩せ型、雀色の髪、そばかす、垂れ目、小柄

設定:
幻想の街角で早刷りの新聞を売っている孤児の少年。
ルブラット・メルクラインが混沌に降り立った日に出会い、結果的に初の依頼人となった。

幻想にあるスラムの外れ、廃教会に身を寄せ合う孤児たちは長年「動物」であり「治験体」であった。
親も大人の庇護者も持たない彼らはいつの間にか増え、いつの間にか減っていく。
新薬の実験場として不可侵の領域であった其処は、ある日突然現れた一人の特異運命座標によって救われた。

ヨシュアは廃教会で生まれ、廃教会に棄てられた。
子供たちの中では一番の長生きであり、リーダー的存在である。
長年毒を摂取していたせいか背中の翼は殆どが壊死しており、残った骨が露出している。
そのことをヨシュアは気にしており、人間種として振る舞っている。
いつもボロ布を重ねるように着ているのは、そのせいだ。

ある日、井戸水に毒を入れられ廃教会に住む子供たちの半分が死んだ。
ヨシュアの親友であり相棒であったモーという少女が死んだのもこの時だ。
犯人を殺すためヨシュアは貯めていた小銭を握りしめてギルド・ローレットへと駆け出した。
それが奇妙な出会いの始まりとも知らずに。

関係:
ルブラット・メルクラインはヨシュアにとって廃教会の子供たちを救い、モーの仇をとってくれた大恩人である。
ルブラットのためなら命をかけるのも厭わないだろう。
ルブラットに対しては自分たちと同じ「世界の道理から外れた幼い雛」であると同時に「圧倒的な強者」と感じている。
ルブラットに比護される関係がいつまで続くか分からないが、いつでも切り捨てられるだけの覚悟はもっている。
「でも旦那は危なっかしいから、こっちが放っておけないんだよなぁ」

性格:
面倒見がよく兄貴肌。情報通であり律儀。
ヨシュアの子供らしい人懐っこさは計算の上に築かれている。
彼が八年も生きていられたのは、危機察知能力の高さと観察眼の鋭さのおかげだ。
廃教会の子供たちの中では唯一、読み書き計算ができる。
ルブラットから聞く「亜竜」の話には年相応の顔を見せるようだ。
長年スラムで生活してきたため、年齢の割にはドライで強かな所がある。生きるためには善悪など構っていられないからだ。

尊敬できる相手には「〜の旦那」「〜の姉御」と敬称をつける。

  • 『新聞売り』ヨシュア完了
  • NM名駒米
  • 種別SS
  • 納品日2022年04月03日
  • ・ルブラット・メルクライン(p3p009557
    ※ おまけSS『小ネタ〜召喚されてから今日までの軌跡〜』付き

おまけSS『小ネタ〜召喚されてから今日までの軌跡〜』

・廃教会に訪れていた研究員や暗殺者、スラムのお偉いさんなどをせっせと二桁以上殺った結果、今やスラムの廃教会はルブラットの物であるという認識がされている。

・スラムの住人にとってルブラットは廃教会に祀られている神を信奉する狂信者、という扱いであり、あまりにも早いキルカウントの速度と容赦のなさからアンタッチャブルな存在として周知された。

・ルブラットは廃教会に何の神が祀られていたのか知らないし、興味もない。彼の神とは「神」しかいない。時間が空いた時はせっせと子供達に説いたりしている。
子供たちも「ルブラットさまが好きなら、好きになるー」と案外素直に聞いている。

・長年に渡る投薬や栄養失調の結果、廃教会の子供たちの健康はある程度損なわれている。

・モチーフはヨシュア記から。

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