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SS詳細

『指し手』柯・安茜

登場人物一覧

メイメイ・ルー(p3p004460)
祈りと誓いと
メイメイ・ルーの関係者
→ イラスト

名前:『指し手(さして)』柯・安茜(こ・あんしぃ)
種族:亜竜種
性別:男
年齢:13歳
属性:地
一人称:ボク
二人称:キミ、〜ちゃん
口調:だ、だよ、だよね、~かな?
特徴:目隠れ、悪戯っ子、可憐な少女と見紛う美少年
ギフト:『遊び歌』
 楽しい気分で歌った時に限り、風の精霊が歌声をふわふわひらりと運んでくれる。ただし、風の精霊は気紛れで、東西南北上下どっちに吹くかはわからない。楽しいね!

設定:
 小集落メナスの里長の孫。父は他界済み。もう数年すれば里長を継ぐ予定。指揮の才能があり、現時点でメナスの戦闘指揮権を有している。いつもニコニコしており、年齢の割ににしっかりしている。
 実は安茜は生まれた時は双子の妹がいた。そっくりの2人は目の色だけが違っていた。6歳の時に小集落が外敵に襲われた際、父や沢山の戦士たちが亡くなる中、妹は集落に伝わる守りと鎮めの祈り歌『大地の歌』を歌って集落を守り、命を落とした。
「ボクはその時、何もできなかった」
 それ以来、安茜は前髪を伸ばし、目を隠すようになった。

※小集落メナス
 フリアノン周辺にある小集落。死せる竅土竜の骨を利用して地上の脅威から隠れ住んでいる。

――『双子の妹のお話』
「ボクのひみつ、教えてあげる。ないしょにしてくれるかな?」
 安茜は性別を間違われると喜ぶ。妹が生きているような気持ちがするから。
「いつも一緒にいたんだ。これからも、ずっと一緒なんだ」
 安茜は妹の名前を決して声に出して呼ばない。妹がいれば必ず返事をすると思っているから。呼んでも返事がないとわかっているから。実際に返事がないと疵付くから。

――『能力』
 安茜は後方での指揮や呪歌での支援を得意とする。
「伏せませ、増しませ、とおりゃんせ。ボクとゆうるり、遊びましょ」
 安茜は集落の安全のため、集落周辺の外敵討伐を積極的に進めている。
 そのための手段として、自らが積極的に外遊し呪歌の力を貸すことで他集落の有力家と有事の時の協力関係を築いている。
「単独で頑張るよりずっと強い。友好関係は筋肉に勝るとはよく言ったもの」
 覇竜にイレギュラーズがやってきた後、現地の亜竜種が空中庭園に召喚され、何人もイレギュラーズになっている。安茜もその一人だ。

――『動物たちといっしょ!』
 安茜は動物好きで、メナスにある柯邸のお庭には羽リスやドラネコのおうちを作っている。
「ボクが守ってあげるから、仲良し家族でのんびりしてね」

おまけSS『なんと初恋ラヴィリンス』

メイメイ・ルーとの関係:フリアノンを訪れていた時に、安茜は偶然メイメイ・ルーを目撃した。ふわふわとした羊少女を視た瞬間、彼は惹かれてしまった。
 なんと初恋&一目ぼれ!
 それ以来、彼は理由をこじつけてはフリアノンを訪れている。

 一度、遠目に視ただけ。
 話した事もない。
 二度と会えるかわからない。
 けれど、もう一度。

 ――責任ある立場と思春期の初恋の狭間で揺れるピュアな少年心である。
「キミに逢いたい」

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