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一翼の癒し手
登場人物一覧
- イズルの関係者
→ イラスト
名前:アーマデル・アル・アマル
種族:人間種
性別:男性
年齢:17歳
一人称:俺
二人称:~殿
口調:だな、だろ、だろう?
特徴:褐色の肌に白いナース帽とオーバーニー、巫女メイド服を着用する美少年。
設定:
ROOの伝承にある草カフェバー『ダンデリオン』の看板美少年。
昼間はドクターバッグを抱え、イシュミルの往診を手伝っている。
夜になると、ダンデリオンの看板美少年として店の手伝いをしているようだ。
生まれは砂嵐の貧しい村で、口減らしとして伝承の奴隷市で売られていた。
アーマデルを買い付けたのは伝承の貴族『レヴォン・フィンケルスタイン』だった。
レヴォンは自身が傾倒している男に見せるため褐色のアーマデルを買ったのだ。
最低限の知識と教養、衣食住を与えられ玩具にするために育てられた。
13になる頃には華奢な肢体と綺麗な顔立ちをしたレヴォンの傾倒している男好みの美少年になった。
褐色の肌に走る赤い鞭の痕。アーマデルは痛みに泣き叫ぶ夜を何度も過ごした。
痛みと傷に高熱を出し苦しんでいる時に天啓を受けた。
夜告鳥と一翼の蛇がアーマデルを光に包み、気付けば身体中の傷は消えて無くなっていた。
後日、有名な医者であるイシュミル――裏ではレヴォンが傷つけた瀕死の奴隷の治療をしている――が彼に交渉を持ちかけアーマデルを引き取り現在に至る。
イシュミルはアーマデルに医療の素質を見出した。
希代の癒し手となりうる存在を殺してはならぬと夜告鳥から賜ったのだ。
現在は草カフェに居候をしながら、イシュミルの手伝いをしている。
草カフェに居候している理由は、今まで人と接する事を覚えられなかったアーマデルに交流をさせ情緒を育てるのが目的らしい。
いずれはイシュミルの元へアーマデルは身を置くこととなるだろう。
最近はイシュミルの作り出すものに命の危険を感じて少しずつ料理とかも覚えているらしい。
無表情だったアーマデルも、笑顔を見せてくれるようになりつつある。