SS詳細
幸せをもたらすチョコレート
登場人物一覧
- ネーヴェの関係者
→ イラスト
名前:クーベルチュール
種族:精霊種
性別:女性
年齢(或いは外見年齢):18
一人称:私
二人称:~さん
口調:だ、だよ、だよね?
特徴:
設定:【愛嬌がある】 【可愛い】【お人よし】
「甘いものを食べたら、誰だって元気いっぱい! ……に、なるよね?」
「ここはチョコレートを作るには最高の環境みたい」
神出鬼没のパティシエール。明るくて朗らか、優しく好奇心旺盛。
非常に腕が良い菓子職人。
高い懸賞金がかけられている……わけではなく、「いくら金を積んででも彼女の菓子を食べたい」という者が後を絶たないためである。
自分の店を持たないことから、出会うこと自体が困難と言われている。
「チョコレートで誰かを笑顔にする」ことをモットーにしている。
お菓子作り(特にチョコレート)をライフワークと定めており、最適な環境や珍しい材料を求め、危険な場所に出向くこともしばしば。冷凍庫が必要となれば鉄帝のヴィーザル地方に顔を出すし、そこでしか手に入らない幻の砂糖と聞けば亜竜集落にだって出向くのである。
イレギュラーズたちに護衛を頼むこともしばしば。目撃証言をもとに、おつかいを頼まれることもあるだろう。繊細なチョコレートを運ぶには、とても高度な技術が必要だ。
狙って遭うのは不可能と言われている……のだが、不思議と縁があるのか、ネーヴェやイレギュラーズたちの前には姿を現すことが多い。
きっとお礼として素敵なお菓子を振舞ってくれることだろう。
おまけSS『チョコレートの包み紙』
外には危険がたくさんある。
ネーヴェがお屋敷で貰った飴玉は、外を見つめるネーヴェをなだめるためのものだったかもしれない。美味しい菓子が、どこからやってきたのか思いを馳せるとすれば、包み紙には、よく似た少女が描かれていた。
もしかしたら、この世界にはチョコレートの精霊がいて。
「閉じ込めておきたい!」という人を置いてきぼりに、するりと抜けて――。
世界のどこまでも、どこまでも行くのかもしれない――。