SS詳細
PC分析表(リア)
登場人物一覧
属性傾向
中立・善
アライメントにおける中立は『非常に人間的』であるという評価である。
リアは非常に人間的である。情が深く善良であり、人並み外れて沢山の愛情を持っている。
家族や友人、特別な人に対しては言うに及ばず、袖擦り合う程度の縁、直接自分自身に関係ない人間、動物、時には敵対者に対してでさえ情が深い。
リアが何故秩序に拠らないのかと言えば、その判断が人間として良識的過ぎるからである。
人間的な深い愛情の感情(或いは人間的な弱さ)が彼女の行動規範の中心にある為、「世界中が駄目だと言ってもあたしはお前を否定しない」が成り立ってしまう。
彼女に本当の意味で小を捨て大を生かすという重い決断を取れるか疑問である。
故にリア・クォーツは秩序足り得ず、同時に何処までも善良なのだ。
性格分析
ツンデレ。素直になれない乙女。好きな人にはコルネリア級の弱さ。
非常な世話焼きであり、愛情が異様に深い。
誰が呼んだか――俺が呼んだんだが――その姿は『押し付けがましい相互理解』。
強制的に相手のパーソナルスペースに侵入し、ペナルティエリア内で暴れまくる危険人物である。
創作物における(割と肯定的な)『姉』という属性は『只管甘やかしてくれる可愛い女の子』か『実に魅力的な暴君』である事が多いと思われるが、リアはどちらの属性も併せ持っている。こんなものが義理の姉だった日には真っ当な恋愛等出来よう筈もない。何せ彼(ドーレ)は『弟離れ出来ない異様に距離感の近い超美人でスタイルの良い義理の姉が、頼んでもいないのに死ぬほど甘やかし、同時に振り回してくれる』という最悪の環境に身を置いているのだから。
但し、有能弁護士であるやみは懲役千年のリア・クォーツを敢えて弁護する。
リアの対人車間距離がおかしく、異様に情が深いのは生まれと育ちが原因である。
リアはシスターアザレアの愛を受けて真っ直ぐに育ったが、様々な事情から父母の直接の養育を受けられなかった事は彼女の人格形成に疵を生じさせた可能性が高い。
彼女が異常な程に『家族』に拘るのは自身の人生に欠落が否めない家族愛や家庭というピースを埋める為の代償行為ともとれ、自身に姉、ドーレをはじめとしたクォーツ院の子供達に弟や妹の役割を押し付けるのはファミリー・コンプレックスの現れであるとも言える。
同時に『家族』なる括りに理想を持ち神格化する理由は、父母に対して『事情があるから仕方なかった』と信じたい彼女の幼さが起因するかも知れない。
強味
とんでもないコミュ強である。
受容性が極めて高く、誰に対しても公明正大。
凛と気高く美しい有り様はまるでPBWのジャンヌ・ダルクのようだ。
初心者を最も安心して預けられる一角であり、ロールプレイ自体も上手い。
PBW(TRPG)を『シナリオとして楽しむ』タイプであり、想定外に対しても柔軟な合わせを見せる。
他人に振られたネタは全て受けて立つ左打席の武蔵坊弁慶であり、汚れ仕事も厭わないバラドルである。
また、ガソリンの精霊であり、攻撃されても回避せず受け止めて炎上しながら周囲に抱きつき被害を拡散させる性質を持つ。
キャラクターの造形が黒髪ロング(シスター)だったのはPPPでは偶然の爆アドである。
日本の総大将。スペシャル・クォーツ。つまりえちえちだ。
弱味
天然であり時に恐竜並に鈍い。ティラノ・クォーツ。
都合の悪い事は覚えていられない。記憶力に問題がある。かわいそう。
備考
「新入部員のしゃもですv よろしくおねがいします!」
とかなんとか言ってTRPGサークルを破壊した事があると疑っているが、本人曰く冤罪であるらしい。
- PC分析表(リア)完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別SS
- 納品日2022年02月20日
- ・アベリア・クォーツ・バルツァーレク(p3p004937)