SS詳細
君と出逢うまでの十二時間
登場人物一覧
●亜竜の里にて
覇竜領域、『亜竜集落フリアノン』。
来訪者を受け入れると決めたこの地では、外から来たイレギュラーズの姿もちらほらと増え始めていた。
白銀の髪に蒼空の瞳を持つ少女もその一人だった。
亜竜種の女性と談笑していたが、名を呼ばれた気がして振り返る。紺のワンピースが風にそよぎ、駆ける朱を見つけた。
「エア〜!!」
遠くからでも分かる太陽の色。手を振る眩しい笑顔にエアもまた手を振りかえす。
「エドワードくんっ」
「良かっ、見つけっ……ごほっ」
「大丈夫ですか?」
ぜぇぜぇと息をきらせたエドワード・S・アリゼは直ぐに返事ができない様子だったが、その代わりに白い歯を出して快活に笑い、頷いて肯定してみせた。
彼の燃えるような緋色の髪にはあちこちに砂埃がついている。春風のように笑いながらエアはエドワードについた砂を払ってやった。
「なぁ、二人とも今いいか? 少し先の岩場に、気になるもん見つけてさ」
「アタシもですかィ?」
驚いた様子で亜竜種の女が自分を指差すと、エドワードは真剣な表情で頷いた。
「あぁ、ここに住んでるやつにも見てもらいたいんだ。オレ一人じゃ、どうしたら良いか分かんなくて」
「なら、ご一緒させてもらいやしょ」
エアにはエドワードの持ってきた話の内容が悪いモノでは無いのだろうという予感があった。
「エアは?」
自分を見つめてくる琥珀の瞳には、まるで宝物を見つけたかのような輝きが宿っている。
きっと何か素敵な発見をしたのだろう。
だが困っているのも確からしい。エドワードは形の良い眉尻を下げ、どこか慌てている様子だった。
大切な友達の頼みならエアはどんな厄介ごとでも危険な依頼でも引き受けるつもりでいる。しかし、それを悟られないよう綺麗に笑った。
「わたしもご一緒します、エドワードくんっ。準備をしてくるので少し待ってて下さいね」
風の流れを辿るようにエアは大きく息を吸い込んだ。遠くで濃い水の気配がする。雄大な青空に鼠色が滲み始めていた。
「に、荷物はフカ太郎にお願いすべきだったでしょうか……」
さすが覇竜。荒れ果てた岩山には道どころか草すら存在しない。
「エドワードくーん……」
エアははぁ、ふぅ、と荒い息のまま岩山を進んでいく。
前を歩く赤が遠い。五燈(ウーデン)と名乗った赤紫色の亜竜種は慣れた様子でスルスルと先に進んでしまった。
「まってくださいエドワードくーん……」
「わりぃわりぃ!! 大丈夫か? エア」
か細いエアの声を聞いたエドワードは滑るように戻ってきた。
「はい、だいじょうぶ、です。あの」
背負子の持ち手を握り直し、息を整えながらエアは顔をあげる。
「目的地まで、あと、どのくらい、でしょうか?」
「そこの岩を越えたら平らな道になるんだ。そしたらすぐだぜ。ごめんな、つい焦っちまって……あっ」
閃いたようにエドワードは言った。
「もうちょっとだから手ェつないでこうぜ。オレがエアのこと、ひっぱってやるよ!」
まるでダンスに誘うようにエドワードは手を差し出した。
「ふふっ、おねがいします」
ヘンゼルとグレーテルのように、時には姫と騎士のように。二人は手をつないで岩場を登っていく。
そうしてたどり着いたのは、泣きそうな空が見える荒涼とした岩場だった。
煉瓦色の岩が無造作に転がる中心に、巨大な何か鎮座している。
「これだぜ。冒険してたら見つけたんだ」
「わぁ……っ」
エアは息を飲んだ。
それは見た事も無い巨大な卵だった。青から朱へと変わりゆく夕焼け空の一瞬を切り取った不思議な色合いをしたそれは、三人が近づくと、はしゃぐようにコトコト小刻みに揺れた。
「よしよし、元気なのはいいけどコケんなよー」
エドワードが声をかけると丸い物体がピタリと動きを止める。偶然か、それとも。よしよしと殻を撫でるエドワードにエアは問いかけた。
「なんですかこれ? 大きい、卵?」
大きいとエアが言った通り、卵はエドワードの腰の高さまである。生物の雛が入っているにせよ、巨大な生き物なのは間違いない。
「こんな大きな卵、わたし見たことがないです!」
だよなーと嬉しそうに同意するエドワードは、すぐに困った様子で眉を下げた。
「何処から来たのかわかんねーけど、ほっとくわけにもいかねーだろ? さっきみたいに時々ことこと動くんだよな。すげー元気な奴みてーだ」
エアは卵を安心させるように優しく殻を撫でてやった。ザラザラとすべすべが混じりあった表面はしっとりと温かく、手のひらからしっかりと生の鼓動を伝えてくる。
「イレギュラーズの坊ちゃん、嬢ちゃん、アタシは迅家の御方達ほど詳しかねェけど、厩には何度か通ってる。こいつァ恐らく亜竜の卵ですぜ」
今まで無言で卵を観察していた五燈が苦い顔でそう言った。
「しかも恐らく孵化直前だ。マジぃなぁ、どーすんの、コレ」
五燈の言葉にエアの顔が曇った。
「孵化直前、ですか。でしたらお母さんのいないこの状況は確かに心配かもしれません……」
「だよな。こいつのかーちゃんが帰ってくるんじゃないかって、しばらく一緒に待ってたんだけど全然戻ってくる気配ねーし」
「取り敢えず一度フリアノンに戻って報告しましょ。運が良けりゃあ今夜にでも、コイツの孵化が見られますぜ」
エドワードとエアは顔を見合わせた。
「うわっ、すげーワクワクする!」
「どんな仔が産まれるんでしょう?」
巨大な宝石の原石を掘り当てた時のような、古代の文明と遭遇したような、そんな眼差しで二人は卵を覗きこむ。
溢れ出す好奇心は星となって二人の心と瞳にしっかりと宿り輝いた。
そんな感動に水を差すように、鼻先を冷たい雫がぴちょんと叩く。
「雨だ……」
エドワードの声に応えるように、遠くで雷鳴の音が聞こえた。
「本当だ、降ってきましたね」
「げぇっ!?」
曇天が太陽の光を遮り、ひゅうと吹きつけてくる生暖かい風が不気味に頬を撫でる。赤茶けた大地に黒い染みがポツリポツリと増えていく。
「おっきな雨雲が近づいてきてますし土砂降りになるかも。卵が冷えちゃわないか心配です……」
エアの瞳に魔力が宿ると月長石にも似た柔らかな白虹の光が星空のように瞬いた。
「風竜結界」
舞うように手をひらけば三人と卵を雨から護る風竜の加護が顕現する。
「スゲー!! こういう使い方も出来るんだな」
「ふふ、ありがとうございます。でも困りましたね。こうしていれば雨は凌げますが、ずっとここにいる訳にも行きませんし……」
「このまま冷えるとよくねーよな。あそこで雨宿りしようぜっ!」
エドワードが指した岩山にはポッカリと半円状の暗闇が口を開けている。
「あそこの洞窟ですね? 分かりました、一緒に運びましょうっ!」
●コトコトを待ちながら
洞窟の入り口までたどり着くとエアが先行し、卵を抱えたエドワードと五燈が後ろに続く。エアの動きは誰かを守るために磨かれたものだ。身についたそれは、こういった護衛的な役割を担った場面で自然と発揮される。暗がりの中に薄らと見慣れたエドワードの天幕が張られているのを見て、エアは警戒を解いた。
「……ふぅ、誰もいないみたいですね」
「もしかしたらこいつの巣じゃないかって中を軽く探してみたんだけど、動物やモンスターが住んでる気配はなかったんだ。だから荷物置かせてもらおーって」
「なんつー危ねぇことを……」
「雨が止むまで、雨宿りさせてもらいましょう」
上機嫌で手を叩いたエアに、そうだなとエドワードは頷く。
「空気は流れてるみたいだから、向こう側が外と繋がってるみたいだな」
「もう少し奥に行ってみますか?」
「いや。奥にいたら、こいつのかーちゃんやとーちゃんが来ても分かんねェだろ? だから出来るだけ入口の近くにとどまって、外の様子も時々見ておきてぇんだ」
卵についていた砂埃を服の袖で拭いながらエドワードは言う。
「なら、火を起こさないとですね。卵が冷えちゃったら大変ですから」
「そうだな! じゃあ俺が火を起こすから、エアは卵をこっちまで持ってきてくんねぇか」
「はいっ、岩肌で冷えないように下に何か敷いてあげたほうが良いですよね」
「オレのテントに防寒用の床敷きがあるから使ってくれ」
ざあざあと本格的に降り始めた雨の音に、あ、とエアは顔を上げる。雫状だった雨が水のカーテンを洞窟の入り口にかけている。一瞬の出来事だった。
「こりゃあダメだ、洞窟から動かない方が良いねぇ」
外の様子を見に出た五燈がブルブルと全身を震わせて戻ってくる。
「本降りになる前に運び込めて良かったです」
「危機一髪だったなー」
あと少し運び込むのが遅ければ、三人と卵はびしょ濡れになっていただろう。エアの風竜結界があるとは言え洞窟はひやりと冷たく、もしかしたら風邪をひいていたかもしれない。
手慣れた様に枝を組み、石を積み上げるエドワードの手つきに淀みはない。当たり前のように大きくなる燐寸の火がどれほどの経験の上に成り立っているのか卵は知らない。火が点いた瞬間にコトリと動き、小枝を嘗めて火が大きくなっていくほどコトコトと嬉しそうに卵は揺れている。
「こいつ、あったけぇのが好きなのかな?」
「っていうより、火を見て喜んでいるようにみえますよ?」
コンっと嬉しそうに殻がなる。
それがまるで返事のように聞こえて、二人はくすくす笑った。
「そっかそっか。お前、火が好きなんだなぁ」
卵を撫でるエドワードの瞳は温かい。
孵化が始まれば夜を徹する作業になるからと五燈は仮眠をとっている。
ブランケットを勧めたが「フワフワするの慣れてねぇんで」とそのまま石を枕にして眠ってしまった。
気を使った二人は小声のまま、囁くように会話を重ねていく。
微笑みを浮かべる唇に手を当て、エアは慈愛に満ちた眼差しで二つの朱を見ていた。
「きっと中の仔はエドワードくんのことが大好きになりますね」
ニコニコと予言するエアに、きょとりとエドワードが瞬いた。焚火に照らされた大きなオレンジ色の瞳はいつもより色が濃い。
「ん、なんでだ?」
「だってエドワードくんの髪の色、火の色にそっくりです」
前髪を一房つまみ、色を確認するようにエドワードは上目で見る。
「へへっ、そうだったらいいなっ」
笑いながらエドワードは荷物の中からひざ掛けを取り出し、エアに渡した。焚火の熱とふんわりとしたブランケットの柔らかさが足元の空気から冷たい棘を抜いていく。
エアの銀の髪や蒼い瞳にも力強い炎が映りこんでいる。卵の殻の色に似ているとエドワードは思った。夕焼けと快晴の色。卵の中の仔はきっとエアのことも大好きになるはずだ。
「な、エア。この卵からどんな仔が産まれてくると思う?」
ぱちぱちと揺れる炎に頬を照らされながら、エドワードは尋ねた。
「うーん、わたしには想像もつかないですね」
「オレたちと仲良くなれるヤツだといいな」
両側から撫でられる卵は静かだ。今は眠っているのかもしれない。
五燈の説明ではモンスターの調教に長けた迅家なるでも家柄でも亜竜の調教には難儀すると言う。言葉を濁していたが、失敗した場合は自らの手で殺す事もあり得るらしい。
そんな暗い想像は自分らしく無いと、エドワードは頭を振って考えを追い払った。
「あ、そうだ! 今の内にこいつの名前、考えとくのとかどうかな!」
「良い案だと思います!」
楽し気にエアが同意するとエドワードは笑みを深めた。
「じゃあ決まりな。エアはどんな名前が良いと思う?」
可愛い名前が良いなぁと夢見るようにエアは呟いた。
機嫌が良い時、エアは謡うように喋る。その時の上機嫌な声を聞くのがエドワードは好きだった。まるで春の陽射しに包まれるような、夏の木陰に吹く爽やかな風のような、穏やかな眠りにつく前の子守唄のような、そんな穏やかで楽しい気持ちになる。
「卵だからタマちゃん! ってこれじゃ猫みたいですね、ふふっ」
「そんなことねぇよ、すっげぇ可愛い」
「エドワードくんは、どんな名前が良いと思いますか」
「そうだなー」
エドワードは腕を組み目を瞑った。うーんうーんと唸るたびに身体が斜めに傾いでいく。悩む姿は真剣で、どこか愛らしかった。
「ことこと動くから、コトとか! はは、単純すぎかな?」
「コトちゃん、ですか?」
ぱちぱちと純粋なエアの瞳の中でエドワードは照れくさそうに頬を掻いている。桜のつぼみがほころぶように、エアの頬が美しく染まった。
「とっても可愛いと思います! エドワード君は名付けの才能もありますよっ!」
コトちゃんとエアは鈴を転がすように名前を繰り返した。そんなエアを見たエドワードは傍らの卵を撫でてやる。寝ぼけ眼で「よんだ?」とでも言いたげに、卵はコト、と音をたてた。
「起こしちまったか?」
卵は答えず静かなままだ。良かった、とエドワードは胸を撫でおろし洞窟の外を見た。
陽が暮れてから雨はいよいよと勢いを増したようだ。洞窟の入り口が傾斜面となっているため中に雨水が入ってくることはないが、細かく散った雨飛沫が石壁を黒々と濡らしている。
「雨、やみそうにねーし、今晩はこのまま寝ることになりそうだ」
くぅとなる胃袋を抱えてエドワードは肩を落とした。
「そうだ、実は皆で食べようと思ってお弁当を作ってきたんですよ」
勢いづけるようにエアは背負子から大きな包みを取り出した。
「エドワード君もお腹空いてませんか? 疲れてるでしょうし、一緒に食べましょう。五燈さんも」
「アタシまで良いんですかい?」
起きていたのか、赤紫がニンマリしながら片目を開けた。
「はい、どうぞ」
だし巻き卵にサンドイッチにチーズ。ウィンナーに野菜の肉詰め。
ちゃんと皮を剥かれた果実の丁寧さがエアらしいとエドワードは破顔し口に放り込んだ。
「オレ一人だと皮ごと食っちまうからな〜」
「ふふふ、エドワードくんらしいです」
「う、美味ぇという概念が上書きされていく……」
「そう言ってもらえると嬉しいです。おかわりもありますよ」
焚火の上には調理用の網スタンドが設けられていた。スープジャーに入っていたポトフは鍋で温められ、エアはその中に茹でたじゃがいもを数個入れた。鉄板の上には薄く切られたパンが溶けたバターを吸ってじゅうと鳴いている。隣で炙られていたウインナーの肉汁が炎の中に落ち可愛い音を立てた。
「これ全部エアが作ったのか?」
「急いでいたようなので、簡単なものばかりですけど。昨日の残り物もつめちゃいましたし……」
照れたようににエアは言う。
「あったけぇ料理が食べられるなんて思ってもなかったから最高だぜ!」
「簡単とは、一体……?」
五燈は食文化の違いに驚いているようだ。
卵はと言えば過去最高に動いている。
「お外に出てきたら一緒に食べましょうね、コトちゃん」
優しくエアが撫でてやると仕方ないと言った風に卵が静かになった。本当にこちらの言葉を理解しているのではないかと思えてくるから不思議だ。
「ごちそうさまっ」
「ご馳走様っした」
「おそまつさまです」
「エアの弁当、美味いからつい食いすぎちまった!! コトも、今度は一緒に食べよーな」
満足げにお腹をさするエドワードに、エアは嬉しそうに笑う。その途端に、へくしと愛らしいくしゃみがエアの口から飛び出した。
「エア、風邪引かないようにあったかくして寝るんだぜ。ほらこれ」
「ふふ、あったかいです」
エドワードから渡された予備の毛布をかぶると、エアはそっと微笑んだ。
「そんじゃあ、アタシは孵化作業やってみるんで。お二人はしばらく休んでて下せぇ」
ことこと、コトコト。
「坊ちゃん、嬢ちゃん、そろそろです」
夜明け前のまだ薄暗い時間。薄らと眠りのベールに包まれていたエドワードは目を覚ます。
「……ん、さっきまでよりよく動いてるみてーだ。もうすぐ生まれそうだよな」
卵に額をつけ、ゆっくりとエドワードは口を開いた。
「おーい、聞こえてるかー?」
語りかけるように、怖がらなくてもよいと伝えるように。これから生まれるモノに、先を生きるモノとして言祝ぎを贈る。
「生まれてきたら、たっくさんの楽しいことが、お前を待ってるぜ。オレ達と一緒に、この世界の綺麗なこと、楽しいこと、たっくさん見つけような」
そんなエドワードをエアは風のように優しく見守っていた。
彼らの生命を祝福するように、柔らかく、祈りの言葉と感謝を彼の優しき竜に捧げる。
「コト?」
「コトちゃん?」
二人の声が聞こえたのだろうか。
ひびわれた隙間からくちばしを叩きつけるようにして穴が拡がっていく。休憩と大暴れを繰り返し、卵から次第に石灰質な殻が剥がれ落ちていく。
『ぴゃあ!』
殻をつきやぶって元気よく顔を覗かせたのは特徴的な生き物だった。
柔らかく湿った、炎のように赤い鱗。爬虫類にありがちな大きな瞳は青空の色だ。
『ぴゃ?』
口角があがっているが故にそう見えるのか。笑顔を浮かべているように見えるその生き物は大きな瞳を煌めかせ、首を左右に振ってエドワードとエアを交互に見ていた
「ワイバーン……」
『ぴゃっぴゃーい』
驚く五燈の声をまるっきり無視して、小さな生き物は飛膜を広げた。体中についた粘液や卵の殻をふるふると振るい落とすと、踊るようにぴょんぴょんその場で飛び跳ねる。
そのついでにぺくしょんっとクシャミをすれば、その小さな口から燐寸ほどの火がぽんと飛び出した。
おまけSS『たまごかんさつ日記』
・テーマ風景
ジュラシック・洞窟キャンプ
洞窟はジュール・ヴェルヌの『地底旅行』
・イメージ
焚火を見ながら待ち続ける二人と元気いっぱいの宝箱。
・イメージモチーフ
宝石と竜 ガーネットとサファイア、黄金とエンジェルオーラクオーツ
化石と森 太陽と空、青空と月虹、護りと優しさ、生命
・イメージ恐竜
クリスマスのプレゼントボックスに入っている子犬(ラプトル)
ワイバーンの赤ちゃんなら飛膜があって眼窩が大きい翼竜系なのでは?
と思い、お目目キラキラの翼パタパタにしております。
口から炎を吐くなら食道や声帯に依らない位置から鳴き声を出すのでは?
と思い至り、現時点で鼻息でぴゃいぴゃい甘える、小鳥みたいな高い声をイメージしています。