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『金色の双星』セーヴィル・アルビレオ
登場人物一覧
名前:『金色の双星』セーヴィル・アルビレオ
種族:亜竜種
性別:男
年齢:UNKOWN
一人称:俺
二人称:お前
口調:だな、だろう、なのか?
特徴:真面目、頑固、誇り高い、実は情が深い
設定:
アルビレオとは『亜竜集落ウェスタ』近郊に存在する氷で出来た神殿の名前であり、
神殿にて祭祀を取り仕切る巫女の家系の名前である。
神殿の最下層には氷で出来た竜の死骸が安置されているとかいないとか。
双子竜の片割れ、金星。属性は地。
双子の片割れとは全く同時に生まれたといい、互いの事を名前で呼び合っている。
少々頑固で融通が利かない人物だが、それは誰にでも気を許すユークの事を心配しているがゆえ。
その一方で祭祀――ひいてはアルビレオの地下に関しては輪をかけて厳格であり、規律を重んじている。
彼にとっては、下手をすれば『世界の滅び』よりも厳格に守るべきがアルビレオであるのだという。
「アルビレオの地下に潜るだと? 笑わせるなよ、例えお前達が世界を救った後だろうと、それだけは許さぬ。
触れていいものと悪いものがある。そういうものだと心得ろ。例え俺とユークを殺し手であろうと、だ」
そんな彼もユークとアルビレオに全く関係ない場面においては、頑固なところが崩れないものの、優しい部分が見えたりする。
「全く、神殿を遊び場か何かと勘違いしている子供が多すぎる。
親たちは何をしている。子供が危険な目に合って守れるのか?」
――などと文句を垂れる姿は良く見受けられるが、アルビレオ神殿一帯の獣除けの術式を入念に点検して綻びなく。
子供達の姿が目に届く範囲に居ようとする姿も同時に確認されている。
また、情け深く自分の懐まで入った相手に対しては全霊を以って庇護と守護を行ない、
約束を違えぬよう尽くすため、セーヴィルを知る者から信頼され心労が増えていく……なんてところもある。
――なお、イレギュラーズへの好感度は今のところ少々低い。
「特異運命座標だか何だか知らんが、この竜域で本当に生きて行けるのか?
――全くもって度し難い。ユークもユークだ。警戒心というものが無さ過ぎる」
それは世間一般に言うところの、ツンデレの類である。
もちろん、そんなことを言えば怒り狂うだろうが。
その立場上、滅多に戦場に出る者ではないが、戦闘スタイルは占星魔術。
真面目で頑固なその性格を反映するように、その術式はかなり精密な術式操作が行われている。