ランドウェラオルタ

登場人物一覧

名前：ランドウェラオルタ
種族：パラディーゾ（バグエネミー）
性別：男性
年齢（或いは外見年齢）：20代
一人称：僕
二人称：ほぼ呼び捨て
口調：口調の決まりなし。やや軽薄。

イデアの棺実験（通称『八界巡り』）の際に発生したバグデータを元に改造されたバグエネミー。
姉ヶ崎-CCCのお手製であり、ROOに生まれた罪の領域ことアストラルレイヤーを支配することに特化した能力を与え作成された。

『＜八界巡り＞ランドウェラの世界』において裏世界の管理人としての情報が再現しきれずに歪んだ結果生まれたバグであり、それゆえにアストラルレイヤーへの適性を持ったとされている。
性格はあえて軽薄かつポジティブに作られ、『本物』であるところのランドウェラとは意図的に乖離した振る舞いをさせていた。
というのも、姉ヶ崎-CCCがエイスという器を支配し自分だけの世界を獲得した際、そばにおいておきたい友人の理想を詰め込んだためである。
ランドウェラオルタはランドウェラの影であると同時に、その仲間達の影を少なからず複合（カクテル）した結果、その性格が設定されていた――と、思われる。

終焉獣を交えた戦いの中で消滅したため、その真偽を確かめることはもはや不可能となってしまった。
アストラルレイヤーの管理権限は『チャネラー』へと移り、表層世界に対して一切の干渉をすべきでないという信念のもと、事実上アストラルレイヤーは完全に封印されたこととなる。

●補遺：真のランドウェラオルタ
仮に、姉ヶ崎によってパラディーゾ化されなかった場合、『イデアの棺実験』のデータがROO制作プロジェクト（ProjectIDEA）にも利用されたためバグデータとして残留することとなり、歪みによって生まれたバグ空間を管理する存在になっていた筈である。
また、イデアの棺実験当初からあったバグであり、『ProjectIDEAと書かれた紙切れ』に正体不明の暗号を転写していた存在のひとつでもあった。
当然ながら、改造されて以降はその性質を失っている。