SS詳細
『獅子炎帝』
登場人物一覧
- マリア・レイシスの関係者
→ イラスト
名前:ヴォルフガング・ヴォルフィード
種族:旅人
性別:男性
年齢:24歳
一人称:俺
二人称:お前さん、貴様、ファーストネーム
口調:~だ、~なのか?
特徴:豪快、裏表がない、面倒見が良い、方 向 音 痴 !
設定:
マリアが元々いた世界の同僚――つまりガイアズユニオン特殊部隊十二の神盾(イージス)の一人にして『最強の三人』の内の一人。非常に豪快にして常に前を向く性格な所から、部下や同僚など多くの者達から慕われていた。
親しい者からは『ヴォルフ』の愛称で呼ばれる。
ガイアズユニオン出身の軍人は基本的に非戦闘員・民間人を故意に巻き込む、あるいは殺害することを異常に嫌悪し唾棄すべきとことだと考えている。
当然彼もそう考えているが、混沌世界は別世界であり自国でもないことも弁えており、そういう事態にも理性的に振るまう器量はある……ただしそれは表面的な事であり、内心が如何かは推して知るべし。明確な『敵』であるなら尚更に……
混沌世界にはマリアと共に破壊神:ハデス・ジ・アバターと交戦中に召喚された。
しかしマリアよりも一足先に飛ばされていたようで、彼は混沌肯定により弱体化した力を取り戻すことと、仲間の行方、この世界の見聞を広めることを兼ねてさっさと旅に出てしまった。神夜とは早い段階で合流できたようで、以後彼と共に各地を巡っている。
困っている人を放っておけない性格もあり、道中は半ば人助けの旅と化しているようだ。
『なんとかなる!』が信条でもあり、彼は常に明るい未来だけを見据えている。
例えどれ程の困難が彼の前に待ち受けようとも、彼はその信条と共に数多を乗り越えた。
きっとこの先には必ず晴れやかなる結末があるのだと――信じている。だから。
「ははは! なんだこの世界は! まるで分からん!!
まぁ来てしまったものは仕方あるまい! とりあえず旅に出るか!」
きっと彼の行く末には、太陽の如き光が広がっているのであろう。
なお。戦闘能力としては炎を生成し操り、生み出した炎が高温になるほど自身の肉体強度とパワーが上昇する異能を前世界では持っていた――が、混沌世界ではその力の一端がギフトとして宿っており、強い熱耐性を宿している。また、なんらか高温環境であればある程彼の調子は上がっていく様だ。
(炎を操る事も出来、前世界では最大2億度まで行けたそうだが――最大出力がこの世界でどうなっているかは不明である……)
- 『獅子炎帝』完了
- GM名茶零四
- 種別設定委託
- 納品日2021年11月13日
- ・マリア・レイシス(p3p006685)
・マリア・レイシスの関係者
※ おまけSS『あれ? ここはどこだ?』付き
おまけSS『あれ? ここはどこだ?』
……なお。世界各地を旅している、とは言ったが。
ヴォルフガングは実は壮絶な『方向音痴』であり、どこへでも現れては去っていく『事しかできない』……と言っても過言ではないレベルであったりする。
その方向音痴たるや、一本道なのにいつの間にか神夜とはぐれる事もある程。温かな平地を歩いていた筈なのにいつのまにか雪山で大クマと接敵して激闘の末に倒して、何故か仲良くなってたなんてこともあったか――
ああ、一度は船に乗って別の地へと赴く予定だったはずが何故か海賊船に乗り込んでいて、事実(と海賊たちがヴォルフの事)に気付くや否や――
「であえであえ侵入者だ――!!」
「おいおいおい嘘だろ一体こいつはどういう事だ? はっはっは! まぁ一度全員叩き伏せてから考えるか!!」
というノリで海賊船一つ潰してしまった事もあった。
どこへでも現れては去っていく彼の事は『炎を操る旅人』としてあちこちで噂になっているとか……
……まぁなんだかんだ最終的には良い方向に進む(?)ので、彼は人助けが出来そうな(或いはトラブルの起こりそうな)方角をなんとなく察する勘にでも――優れているのかもしれない。
なお、彼の方向音痴に付き合わされる事のある神夜にとってはたまったものじゃないかもしれないが……まぁ些細な事である!