SS詳細
『正義聖銃士』サンディ・カルタ
登場人物一覧
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名前:『正義聖銃士』サンディ・カルタ
種族:人間種
性別:男性
年齢:Unknown(孤児であるため)
一人称:俺(私的)/私(公的)
二人称:~君、~さん(私的)/~様(公的)
口調:だな、だろ、だろう?(私的)/です、ます、ですか?(公的)
設定:
出身は伝承国内。王都から遠く離れた僻地の町である。
幼い頃は、孤児ながら仲間と結託し、ギャングまがいの自警団の中で暮らしていた。
運命を変えたのは、とある行商人と自警団との間でトラブルが起きた際のことだ。
正義との国境を越えた地点であったため、サンディ達は正義側の教会に突き出された。
商人からすれば厳格な裁きへの期待もあったろう。
――そこでは運命の出会いが待ち受けていた。
当時、偶然にも司祭であったアストリアは、捕縛された
その中でサンディは、興味半分だが、教会に残ることを決めた。
息が詰まるような教会での勉学や生活だが、悪ガキ癖は中々抜けるものではなかった。
そんな時に
幾人かで連む姿は、まるで悪友同士のようだったとも言う。
やがてアストリアは出世し、教会から居なくなった。
サンディもまた様々な出会いと別れを繰り返し、聖都に出て兵士を目指すことにした。
聖都での転機はすぐにやってきた。
ついに枢機卿へと上り詰めたアストリアは、旗下の特殊部隊――
アストリアは聖騎士団長シリウス、執政官エルベルト、国王にして法王フェネストとタッグを組み、腐敗していた正義国内の改革を推し進めていたが、しかし
今度は自身がアストリアを救う番だと、サンディもまた一念発起したのだった。
サンディはベーク達と共に、この仕事を真面目にこなしている。
正義のためとはいえ、暗躍めいた職務の多くは愉快ではない。
だがサンディの
休暇時にはアストリアも加えて遊ぶこともあるらしい。
彼等は上司と部下、同僚といった垣根を越えた親友同士でもあるのだ。
おまけSS『おまけSS:視察』
「何を暗い顔をしておる。残業の時間じゃ。それ、お忍びで視察へ行くぞ」
「あ、ああ。分かった」
「妾は着替えてくる。ベークを呼んで参れ。私服で来るのじゃぞ」
「どこへ行くんだ?」
「ふふ、聞いて驚け。賭場じゃ♡」
「……ええ」
「白亜の都で博打とは、けしからんじゃろう」
「まさか遊ばないよな?」
「馬鹿たれ、賭けねば視察にならんじゃろうが」
「あー、うん……摘発は、するのか?」
「庶民の遊びごときに早々口出しするほど野暮ではないわ」
「……は、は、は」