SS詳細
メアリー・バゼット。或いは、盗賊姉妹の勘案する妹…。
登場人物一覧
名前:メアリー・バゼット
一人称:私
二人称:貴方
口調:~です、~ます、~ですね
特徴:
肩まで伸ばした金の髪に、カウボーイハット、シャツにベスト、ジーンズを身に付け、革のブーツを履いている。腰に巻いたガンベルトには拳銃2丁と予備の弾丸。
背丈は165センチほど。満足に食えない期間が長かったせいか、背丈の割に身体は細い。
じっとりとした胡乱な目つき、口調は丁寧だが毒がある。
アン・バゼットの双子の妹。
設定:
ラサを中心に長年の間、悪事を働いてきた元・盗賊。
幾つもの盗賊団を渡り歩いてきた熟練の悪党。騙し討ち、口八丁、実力行使と生き延びるためなら何でもやる悪辣な性格をしている。
彼女にとって、真に信頼がおけるのは姉であるアン・バゼットのみである。
それは、幼いころに親に捨てられ、2人だけで砂漠の国で生き延びて来た経験があるからだ。
親は姉妹を砂漠に置いて、どこかへ姿を晦ませた。
近寄って来た大人たちは、姉妹を捕まえ売ろうとした。
同年代の孤児たちは姉妹の戦利品を暴力や詐称により奪おうとした。
つまるところ、彼女に何かを与えてくれたのはアン・バゼットだけだったのだ。
また、彼女は銃の名手である。
幼いころに拳銃と弾丸の詰まった木箱を拾ったことが、彼女たち姉妹にとっての転機であった。彼女たちは生来の勘の良さと生きることへの貪欲さを遺憾なく発揮し、長い年月をかけて拳銃使いとして一流とも呼べる技術を身に付けた。
得意技は3発の銃弾を狙った位置に正しく撃ち込むスポット・バースト・ショット
2度の交戦の末、ラダ・ジグリ(p3p000271)の管理下に置かれるようになった。
ラダの狙撃技術を高く評価しており、2度と敵対したくないと考えている。ラダと撃ち合えば大怪我をしたり命を落としたりするリスクがあるからだ。
そういったリスクが生じないなら、とっくの昔にラダを闇討ちしていただろう。
用心棒や徴税役人などの仕事を割り振られ、いいように使われることに対しては特に何とも思っていない。仕事があって、報酬を貰えて、住む家と着る服と食事が与えられる環境には概ね満足しているのだ。
姉であるアンがラダに対して幾らかの敵意を抱いていることには気づいているが、放置している。可能であれば、姉ともどもラダの領地で平穏無事な暮らしを続けていきたいからだ。
働きぶりは真面目。しかし荒事に対する適正が高すぎるのか、時々やり過ぎることがある。