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子供が居ないとヤバイ事に気が付いた。

登場人物一覧

ドラマ・ゲツク(p3p000172)
蒼剣の弟子
ドラマ・ゲツクの関係者
→ イラスト

名前:アベルト・フィッツバルディ
種族:人間種
性別:男
年齢(或いは外見年齢):33
一人称:私
二人称:卿、君、~君、呼び捨て、貴公、貴様
口調:~だ、~だろう、~かね?
特徴:貴族主義、気品がある、威厳、聡明
設定:
 幻想の実力者、元老院議長レイガルテ・フォン・フィッツバルディの後継と見做される男。
 元々は庶子の出であったが、血族の男子に早逝が多かった事から結果的に重用を受ける事になる。
 レイガルテの領有する幻想南部の統治について実務を担当しており、彼から代理を任される程度には政治能力に長けている。
 父とは異なり、大柄で筋肉質。文武両道を地で行く優秀な男ではあるが、父と同等の強い選民意識を持っている。
 尤も強烈な貴族主義はノブレス・オブリージュと表裏一体であり、高貴な者には高貴なる責務が付き物だという思想は同じ。
 又、庶子の出身であり、選民主義的な本家の中ではかなりの苦労とハンデを背負っていた。
 現在の位置に登るまでには骨肉の暗闘もあった(そしてレイガルテは自身の後継者にそれを求めており黙認していた)事から価値観の根底に『弱肉強食』を強く刻んでいる。
 当然ながら自身は常に狩る者であり、喰らう者でいなければならないと考えている。
 民を第一に考えるような民政家とは程遠いが、非常に優秀な事から自領の振興や経済的発展、或いは軍事的脅威への対抗等については卒がない。(但し経済発展や安全の代価は増税によって失われるのも又然りである)
 父親を深く敬愛しており、理想的な統治者像をそこに重ねている。
 しかしながら、まだ若く本音と建て前を父程上手くコントロール出来ない事から『どこの馬の骨とも知れない』イレギュラーズの事は余り良く思っていない。
 ドラマが本家で彼と出会った出来事は偶然だったが、レイガルテが重用し、信頼を寄せる彼等に対して対抗意識を持っているようにも見受けられた。
 代々フィッツバルディ家に仕えるバルトルト家――ザーズウォルカには『若様』と呼ばれる。
 所謂フィッツバルディ派の貴族達には嫡子のような扱いを受けており、彼に阿る者も多い。
 レイガルテが自分に重要な任務を与えながら、後継としてのお墨付きを与えない事に対しては一抹の不安を抱いている。
 自身をもってしても、偉大な父の全ての考えを読む事は難しい。同時にそれを理由にして自分を納得させている所もあるようだ。

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