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ローマ性の違いで解散します!
登場人物一覧
名前:ガイウス・アフラニウス・サクソニウス
種族:旅人
年齢:48
性別:男
一人称:私
二人称:貴公、貴様、~殿、呼び捨て
口調:~だ、~である、~だろう?、~かね?
特徴:威厳、冷徹、傲慢、復讐者
設定:
ガイウスは ルチア・アフラニアの実父に当たる人物。
地球の史実に似た『ローマ』の人物だが、その歴史が我々の知るものと『完全に同一』かどうかは不明瞭。
但し、極めて近い、ないしは同一の歴史上に存在した人物であるものと推測される。
厳しい威厳の顔に押し出しの強い偉丈夫。如何にも軍人といった風であり、その外見は彼の人間性を裏切らない。
出身は古代末期の地球。ヨーロッパ、西ローマ帝国に所属した人物であり、召喚される以前は、蛮族の侵入により衰退著しいソワソン管区でローマ軍の将軍職にあった。
祖国を心から愛する彼は、職務に極めて忠実で熱心だった。斜陽の時を迎えやがて破綻する事が決まっていた帝国の運命に抗う彼は職務に熱心過ぎるきらいはあったものの、総じて市民からは信頼されており、帝国の守護者の一人として上層部からも軍部からも信頼を獲得していたようだ。
ルチアの母は当時ソワソン管区が抱えていたサクソン人傭兵団頭領の娘であり、彼等と友誼を結んだ事がそういった関係になった事を後押ししたものと思われるが、それを語るような人物ではない為、その馴れ初めは知られていない。実際の所は、長い間『帝国を守る』という理念の下、戦友関係にあった事から情が生じた事に起因するのだが、あくまで『当時』の支配階層の倫理観に則るのでそれを純粋な愛と称するかは微妙な所である。
西暦486年、かねてから敵対関係にあったフランク人の軍勢がソワソン管区を攻撃し、激しい戦いの結果、管区は滅亡する事になる。
その戦いの末に致命傷を受け、命を落としたものと思われていたが――実は混沌世界へと召喚された事で命を永らえていた。
元々厳格な男でも情が無かった訳ではないのだが、彼の愛情の大半は何よりも祖国に向けられていたふしがある。
『我々はすべてを奪われたのだから、全てを取り戻すために奪う権利がある』が思考の基本。また、ローマ人ならぬ人間を見下す悪癖も持ち合わせる。
彼の目的は、混沌に新たなローマ勢力を興すことであり、目的を果たすためなら手段は一切選ばない。
ルチアが彼の生存と野望を知ったなら、ローマ性の違いによる対決は不可避のものになるだろう。
- ローマ性の違いで解散します!完了
- GM名YAMIDEITEI
- 種別設定委託
- 納品日2021年10月10日
- ・ルチア・アフラニア・水月(p3p006865)