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神格『■■■■』
登場人物一覧
- 清鷹の関係者
→ イラスト
名前:
種族:神霊
性別:不明(女神と言伝えられる)
年齢:unknown
一人称:?
二人称:?
口調:?
特徴:R.O.O『神光』の主神、国産みの女神と言伝えられている。
設定:
――本稿は『言伝え』である。
祓い給い、清め給え、神ながら守り給い、幸え給え――
豊底比女は最初の女である。彼女と共に在った男神はともに国を生み創るとそう願った。
豊底比女は無数の神を産み落とした。第一の娘は瑞兆を、第二の子等には等しく力を与えた。彼等の力で国を育む事を願って。
然し、最後に産み落としたは《ヒト》なる存在であった。
其は幾重にも増えた。そして、種を分かち、生命の連鎖を続けて行く。儚くも愛らしい末の子。
神をも咒う末の子は、曙の光さえ遠くなろうとも我が道を歩むことは止めやしなかった。
声を聞くことも姿を見ることも出来ぬ神など忘れ、何時の日にか《ヒト》のみの国を作り上げた彼等に目映き光はもう二度と届かぬだろう。
――《母》は神で在った。
《母》は自らの命を雫と化し黄泉津を産み給うた。
《母》の命により育まれし万物の命は心を宿し、生命の軌跡を紡ぐ。
《父》は産み落とされた子らを育んだ。國の抱きし大地の癌に御身蝕まれようとも――
豊底比女は神咒曙光に存在すると言われている国産みの神霊である。現実世界の神威神楽には存在していない。
故に、『現実世界』に豊底比女が何ものであるかを知る者はいない。神威神楽の者に聞いてもそれは同じ事であろう。
電脳空間のみに生まれ落ちた女神はネクスト2.0のアップデートにて開始された『帝都星読キネマ譚』にてその姿を現した。
……その強い光に、希望に、満ち溢れた瑞兆に。多くの者は歓喜し躍進を続ける国へと幸福を伝えることだろう。
只の一人、天香 遮那のみその溢れる希望に叛旗を翻し暗き闇に身を落せども。
我らは母なる神の膝元で。その美しき光を謳歌せねばならない。
何故ならば、ソレこそがこの国の在り方であるのだから。
ソレをも否定するならば、《真名》を知り、口に為よ。さすれば、